お弁当、マイブーム。

小学校に入学して初めての夏休み。
娘は普段からお世話になっている児童クラブ(学童保育)に通う毎日が基本。
そのほか、学校行事や子ども会行事、それにお友達や周りの皆さんとの外出などなかなか盛り沢山。
親である私達がどこにも連れて行けていない(外出はほとんどお店の買出しだったしなあ・・)なか、周りの人の温かい心遣いに甘え、なかなか充実した夏休みを過ごしているようです。

というわけで、幼稚園の時ほどお弁当を作る機会は多くありませんでしたが、児童クラブにお世話になった数日間はお弁当を作ってもたせました。
今年のお弁当はなぜか、「ご飯」に重点を置いたものになりました。
娘は鶏の唐揚やハンバーグなど、いわゆる「子供が好きそうなもの」よりもヒジキの煮たのとか、切干大根とかそんなのが好み。
おまけに、お弁当に限って言えばおかずよりご飯が大好き、しかもちょっと味がついているご飯が好きだからどうしてもそんな感じになります。

鮭とあさりしぐれのチャーハン、梅とゴマの混ぜご飯、豚丼(ご飯と丼の具は別盛り)などなど。
そして、その中でも私の中でブームになったのは、炊き込みご飯。
夜のうちにセットしておけば使える、と言うのも大きなポイント。
娘に評判がよかったのは、直売所で買ったとうもろこしで作った「とうもろこしご飯」と、子ども会のBBQで余った帆立を炊き込んだ「帆立ご飯」。
とうもろこしご飯は塩味であっさり、帆立ご飯は醤油ベースで隠し味にオイスターソースをちょっぴり加えたしっかり味のご飯。
とうもろこしご飯はその後法事等でいらしたお子さん向けの料理としても採用されました。
とっても簡単で、お子さんに評判の一品になりました。

お店でお出ししている「とうもろこしの土鍋ご飯」の作り方をちょっとお教えします。

<材料> 
生とうもろこし 1本 又は缶詰のとうもろこし(粒タイプ) 1缶
米 2合 (我が家では玄米を使っています)
水 2合(360cc)
塩 2つまみ
酒 大さじ2(またはカレースプーン2杯)

<作り方>
1 米はざっと洗い、しばらく水に漬けておく(出来れば15分くらい)

2 生とうもろこしの場合は、実を外す。包丁でザザーッとそぎ落とすのが簡単。
2’ 缶詰のとうもろこしの場合は、水気を切っておく(汁は捨てない)

3 土鍋にすべての材料(米・とうもろこしの実・水・塩・酒)を入れる。 
  缶詰のとうもろこしの場合は、先ほど取っておいた汁に水を加えて計量する。
  生とうもろこしの場合は、実をそぎ落とした後の芯も一緒に入れる。

4 土鍋を火にかける。最初は強火でガンガン。
  全体が沸いてきたら(蓋を開けても大丈夫です)、ごくごく弱火(とろ火)にして15分炊く。

5 時間がきたら、一瞬強火にしてすぐ火を消し15分蒸らす。

出来上がり♪
食べるときに塩味が薄いなと思ったら、うえから塩を振りかければ良いんですよ~
本当はお弁当も土鍋で炊ければ良いのですが、やはり炊飯器の「タイマー」の気軽さには勝てず・・・(笑)
ちなみに、玄米は味を吸いにくく炊き込みご飯に向かないといわれているそうです。
でも、炊飯器のタイマーを利用すると数時間味のついた水に浸されるからか十分味がしみて美味しく炊けました。
炊く時に「玄米モード」にするのをお忘れなく。

もうひとつ、お弁当を炊き込みご飯にするメリットがあります。
炊き込みご飯独特の良い香りが時間になると部屋に広がってくるので、目覚まし時計以上にすばらしい「目覚まし」になるって所(笑)
私は随分これに助けられました(笑)
季節の炊き込みご飯がいろいろ作れると、バリエーションが増えて楽しくなるだろうなあと思っています。
しばらくこの炊き込みご飯ブームは続きそう。
ただ、児童クラブの夏休みの利用は昨日で終わっちゃったのが残念だなあ。
・・と今更ながら思うのでした。

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