いちごアイスを仕込む。

いつものS社・・いえいえ「そらの社(社名を出してもいいといわれていたのでした)」さんからイチゴをもらって、イチゴアイスを仕込みました。
今年からハイテクマシーン「ハンドミキサー」を導入できるので、イチゴアイスも材料さえそろえばいつでもらくらくに作れます。
思えば、以前は本当に大変だった・・・ 体力勝負でしたから。(当時のことはこちら)
きれいなベビーピンクのイチゴアイスの枕詞が「努力と根性」だったら、きっと誰も食べてくれないだろうな(笑)
さて、体力を物凄く消耗する「泡立て」をハンドミキサー君に任せてからというもの、これまでよりも格段に早くアイスを仕込むことができるようになりました。
ただ、仕事が速いということは変化も急激なのでこれまでと勝手が違い色々戸惑っています。
失敗ではないんだけど、なんとなく「違うんだよな」みたいな感情が機械を使うとふつふつ沸いてきたり。
今日はハンドミキサーのスピードを最速の反対・・最遅?にして、手順を何度も確認しながら作りました。
うーん、おかげさまで今回は久々に満足いく仕上がりになりそう。
いつもアイスの生地を冷凍するのに使う容器がいっぱいになってしまったので、おまけで「(やってないけど)テイクアウト用」カップアイスを製作。
こちらもなかなか良い感じ。売るかな(笑)。
久々にゆっくり(完全手動よりは早いけど)アイスを作りながら、いろいろなことを考えました。
いつもアイスなんかを作るときは、娘やお店に来てくれる小さな子たち、アイスが好きな大きな大人たちの顔が自然と頭に浮かんできます。
今度も喜んで食べてくれると良いなあって。
でも、もしかするとその中の何人かは「どこのイチゴ?」なんて聞いてくるかもしれないし、もしかすると黙って食べないで帰る人もいるかも・・なんてことも頭をよぎります。
知り合いの農家さんが、「一応暫定基準値以下だし、自分の作ってるものは自信もってんだけど、でも気になる人は気になるだろうから気軽に人に『持ってきな』って言えなくなった」なんて話していたことも頭に浮かびました。
ごくわずかでも、たとえ基準値を下回っていたとしても「汚染」は「汚染」だ、って言われちゃったらまあそうなのかもしれないけど、そんなに簡単にそんな風に言っちゃわないでよ、って言うのが正直な気持ち。
おかげさまで当店にいらっしゃるお客様は、今のところそんなことをおっしゃらないのでありがたいです。
矢祭の美味しいイチゴと卵で作った当店自慢のイチゴアイス、お試しくださいね。

<おまけ>
このアイスは卵白だけを使うのですが、卵を割って黄身だけをボウルに入れていったら、偶然何ともかわいいお花模様になりました。
この大きさのボウルで、この数の黄身だったからこそ出来たのかぁ。これもある意味奇跡だな・・・何てことも思ったりして。

コメント

  1. aoki より:

    いちごアイスの出張販売!
    な~んてないかしらん?
    その前に「とけるから食べに来て」と言われそうです。

  2. sakanaya より:

    **aokiさん
    ・・ふっふっふ。
    なんとなく匂いのするコメントでしたよ(笑)
    一言申し上げるのなら。

    「とけるから食べに来て~!!」

  3. aoki より:

    お陰様で無事「帰宅」しました。
    ありがとうございました。
    (1個減ってるということもありませんでした…ふふっ)

  4. sakanaya より:

    **aokiさま
    無事のご帰宅、一安心です。
    例のものも減ることも無く・・・よかったのか悪かったのか(苦笑)
    溶けたりしてませんでしたか?
    また是非・・・気配を消して(笑)いらしてくださいね。

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