魚で勉強。

当店では、この「ひとりごと」でもご紹介している通りほぼ毎日メールマガジンを配信し、その日のおすすめメニューをご紹介しています。
そして、その中でも特におすすめしたいものを詳しくご案内しています。

自分自身でも食べたことがあるとか、実際その場に行ったことがあるとか、もしくはそれにかかわった方とお話をしたことがあるとか、そういう時はメールの原稿を考えるのはとっても楽チン。
でも、そうじゃないときもたくさんあります。
そういう時は、さかな家店主やさかな家店主の父(丸安鮮魚店)から教えてもらったりしながらネタを探します。

昨日のメールマガジンでも少し触れたのですが、たとえば地名。
数年前、「今日は金華山のサバだからうまいぞ~」とうれしそうに話すさかな家店主。
「金華山」って聞いて最初に浮かぶのは「岐阜城」「織田信長」「斉藤道三」という私は生粋の岐阜県人(笑)
言われたままにメールに書いても、どうして金華山のサバがおいしいのか理解していないとなんとなく実感がこもらない文章になってしまいます。

私のイメージした金華山 ↓


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・・・山頂には岐阜城があります。

そして、さかな家店主が言っていたのはこちらの金華山 ↓

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ここは寒流と暖流がぶつかる潮目。
豊かな漁場で、「世界三大漁場」とされているのだそうです。
正直、さかな家がスタートしてからもこちらの金華山はまったく知らず、その度に「金華山の○○(サバだったりいろいろ)」といわれて不思議な思いをしたものです。
無知とは本当におそろしい。恥ずかしい思いをするところでした。

そのほか「牡鹿半島」「男鹿半島」の違いを知ったのも最近。
(ちなみに、「おじかはんとう」「おがはんとう」ですよ。私は読み方さえ危うかった・汗)

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牡鹿半島は宮城県、金華山はその先にあります。
男鹿半島は秋田県、なまはげが有名ですよね。

知っている人からすれば、「なにをそんなこと」「知らない方が不思議」と思われるかもしれません。
まあこんなに赤っ恥をさらしていいのかしら、とも思うのですが(苦笑)
学生のときに苦手だった地理の勉強が、こんな風だと意外とすんなり覚えられるしそれに興味もわいてきて楽しいんですよね。

そのほか、おすすめで出てくる「大津港」も滋賀県だと思っていた私。
「琵琶湖で海の魚が採れるわけない」なんて恥ずかしい反論をしたのも今となっては楽しい思い出(笑)
・・・ここでは、それがどこかは敢えて載せず。興味のある方はぜひリサーチを(笑)

ちなみに、矢祭でよくある間違い。それは
「飛騨地方は何県か?」ということ。
「長野」「富山」「福井」「え?滋賀じゃないの?」なんてお客様もいらっしゃいますが、岐阜県ですのであしからず。

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