当店では、毎年祭を支える裏方の皆さんの食事・休憩場所として祭りに参加させていただいています。
今年は、偶然に法事のご予約を頂戴していたため、例年の昼食準備のほか法事のお客様を迎える準備に加え、当店で昼食をとる予定でいらしたいくつかの団体の方々のお弁当のご注文もいただいて大忙しとなりました。
加えて、今年から娘も祭のお役を頂戴し、さらに予定は絡み合い(苦笑)。
お祭り全体の予定に合わせて、さかな家店主・さかな家店主の両親・スタッフ・手伝いに来てくれた義妹や叔父・娘・私とそれぞれに別々のスケジュールで動くような1日でした。
娘の舞役(浦安の舞)は昨秋からお役目を頂戴しました。
各祭礼の1か月前から練習し、本番は今回で2度目。
娘曰く「振付自体はそんなにたくさん覚えなくてもいいんだけど、一つ一つの動きがゆっくりだからタイミングが難しい」とのこと。
舞を舞うのは嫌いじゃないようで、練習から帰ってくるとお友達と一緒に、または一人で練習したりしていました。
まあ、練習のお供がiPadで動画サイトを開き、音楽とふりを確認しながら、というところがいかにも今どきなのですが(笑)
最初は無我夢中でその「時」を過ごしていたので緊張もしなかったようですが、だんだんと回数を重ね「人に見られている」ということを意識するようになってからは緊張もするようになったよう。
天王祭当日は地域内を練り歩いてきた御神輿を収めた「お仮屋」の前で、どうにか形になって舞うことができたようです。
お昼のお客様をお見送りした後、一斉に片付け。
片づけと同時進行で、「小さなお店」の準備にかかりました。
さかな家店主の両親が営む「丸安」の駐車場で、小さなお店を開くようになって今年で3回目。
天王祭のときは、商工会の各団体などがイベント会場で午前中からお店を開いていて、毎回大盛況の様子。
一方で当店の開く「小さなお店」は、会場からほんの少し離れた丸安の駐車場。
しかもイベント会場からは通りを挟んでいるうえ、どんなに頑張っても夕方の開店。
昨年・一昨年は名前の通り「小さなお店」でした。
が、今年は過去に足を運んでくださった方が、「美味しかったから」と小さなお店を目指していらしてくださったり、そういったお客さんから話を聞いた新たなお客さんが顔を出してくださったりして、なかなかの忙しさでした。
夜は夜で、さかな家ではお祭りの裏方を担当する皆さんを食事・休憩所としてお迎えしたのですが、小さなお店もそんな具合で店を空けられなかったため結局昼と同じくバタバタし続けたのでした。
祭らしいひと時を過ごすことはほとんどできないほど、あわただしく一日が過ぎていきました。
でも、毎回一日が終わった時抜け殻状態になりながらも、ほっと遅い夕食をとるのが楽しみでもあります。
さて、来年天王祭は200回を迎えるそうです。
来年も小さなお店を開く予定。
今からとっても楽しみです。
コメント