おせちも佳境へ。


矢祭町でも、雪が降りました。
朝から・・もっと言えば深夜3時頃にはキーンと冷えてはいたので多少覚悟はしていたのですが、本当に降るといろいろ心配になります。
今の一番の心配は、「おせちの配達、無事にできるかな」ってこと。
料理がそろうか、と言う心配ではなく道路事情のほうです(笑)

おせちの仕込みは、明日の朝までが勝負。
明日までに、おせちのために用意したすべての食材を「料理」にして、盛り付ける大きさに切り分けておかなくちゃいけません。
さかな家店主は朝から調理場に立ち、煮物を煮たりしています。
調理場内の室温は大体5℃。
煮物を煮たりするときは火のそばにいるので暖かい、とは言うのですが、半そでの白衣野中はTシャツ1枚のさかな家店主。
きっと明日に向けて心が燃えているので寒さは感じないのでしょう。
書く言う私は、仕事の邪魔にならない範囲でがっちり着込んでいます(笑)

おせち料理の詳細については、ご注文くださった方がふたを開けたときにびっくりしていただきたいので、受け渡し完了までは秘密。
でも、せっかくだから今日の調理場の様子を少しご紹介。

煮あがったばかりの野菜たちは、まず最初に冷ますため風に当てます。
当て方にもいろいろあるようで、気をつけないと反り返ってしまったりしわがよったりするものもあるのだそう。
冷めたら大きなタッパーウェアに慎重に移します。
写真だと、鍋からドサーッと写したようにも見えるかもしれませんが、実はこれ、ひとつずつ箸又はおたまで移すんですよ。
地味ながら、意外と大変な作業です。

正面に移る2つのワゴンに先ほどのように料理が移されたタッパーウェアが積み上げられたとき、やっとおせちの準備が完了になります。
まだまだ先は流そう(汗)
ちなみに、右端に移るペットボトルはもともとお酢が一升入るものですが、中身は甘酢だったり三杯酢だったり。
作業の効率化を図るため、あらかじめ大きな並べてたっぷり酢を仕込みこのペットボトルに移しておきます。
業務用の仕事の知恵ですね(笑)私も初め見たときにはびっくりしました。

さて、私も仕事に戻らなくちゃ。
私の担当は、栗きんとんと田作り、それに揚げ物各種です。
どれもやけど覚悟の作業です。

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