春休みのこと。(その1:愛すべき洋食屋さん)

今年の春休みは、娘と二人で帰省して来ました。
祖母の米寿のお祝いと、父の定年退職を見守る(笑)ため。

父の定年退職は、本人の意思とは関係のないところで2度ほど延長され(延長される定年退職ってなんだよ、と思われるかもしれませんが・笑)今年となったわけですが、偶然にも父の最後の出勤の日の夜に祖母のお祝いが出来て、なんとも感慨深い1日となったのでした。

さて、実家に帰るとあちこち行きたいところがありまして。
おもに食べもの屋さんなのですが(笑)

こちらは、私が子どもの頃からおなかと心を満たしてもらっている「プチレストランTomato」。
こちら、実は私が世界で一番美味しい洋食屋さんだと思っているお店。こうして同じ飲食店に携わるようになった今も、尊敬しているお店の一つです。
何がすごいって、本当に目立たない、町の洋食屋さんなのにトマトソースもデミグラスソースも超本格的。
子どもの頃に「チキンカツレツミラノ風」が好きでよく食べていた、何て言ったらちょっと驚かれそうなのですが、実にリーズナブルなお値段で楽しむことが出来るお店。
そして、写真を見てお分かりの通りみんな違う料理を注文するのに、ほとんど同時に出てくるという。
そんなお店の厨房を担当しているのは、なんとご主人一人。
サービス担当の奥様は、どんな大勢のご注文も1度で記憶し、注文した人の前に間違いなく料理を出せるすごい人。
ああ、毎回行くたびに感激する店ってあるんだなあ…と子供心に思い続け、そして今も思えるお店でよかったぁ。

たとえばこのぐつぐつ美味しそうなドリア。
たとえばこの、一口目は甘いのに薫り高くスパイシーなカレー。

・・・はいすいません、こんなの食べて大きくなりました(苦笑)

久々の訪問となりましたが、家族でそれぞれの料理を少しずつ分けながら、父の定年退職、第2の人生をお祝いできたことは本当に嬉しいことでした。

プチレストランTomato、高山市街から少しはなれたところではありますが、是非行ってみて下さいね。

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