どっちもがんばれ。

娘が一輪車の練習を始めました。
どうやら学校で既に乗れているお友達がいたりするようで、毎日一生懸命練習しています。

･･･困るのは、我が家に一輪車を乗りこなせる大人がいないこと。
自転車の練習の時は、娘が練習する姿を見ながらいろいろアドバイスすることが出来たのですが、一輪車は自分も乗れるコツがわからない(わかっていたらとっくに乗っている)。
とりあえず娘が乗ろうとするときに脇に立って手を貸してやることしか出来ません。

ありがたいことに、娘も自転車の時より早く一輪車の上に乗れる(手を貸して、ですが)ようになり、お店の通路の壁沿いに伝い歩きをしたり誰かの手を借りて乗ったりするようになりました。
もうすぐ一人で乗れるようになるかな。

そんな娘の頭上を、娘と同じく一生懸命に何度も行きかうツバメがいます。
久々に当店にツバメが巣を作ってくれているのです。
嫌がる人もいるようですが、我が家はツバメが来てくれるのが楽しみ。
でもここ数年見えるところに巣を作ってくれるツバメがいなかったので、残念な思いをしていたのです。

今年のツバメはこれまでのツバメとは違う位置に巣を作り始めました。
土や草を運んで巣を作っては、娘の頭上の電線で一休みしています。
このツバメ。電線に止まっている時はかなりおしゃべり。
しかも、娘が転んだりヤケになってちょっと大きな声を出した時に限って、チュクチュクさえずるのです。
まるで、娘の練習の様子がわかって｢がんばれ」「ほらもう一度！」なんて声をかけているかのよう。
むすめにもそのことを話すと、時々気持ちがなえた時に頭上を見上げて「巣ができるのと、私が一輪車に乗れるようになるのとどっちが早いかな」と言いながらまた一頑張りしているようです。