その名も「色おとこ」。

面白いお酒が入りました。
飛騨の酒蔵渡辺酒造さんの純米大吟醸｢色おとこ」です。
青い瓶、日本酒らしからぬラベルです。ゴージャスと言うか。
それもそのはず、実はこちらのお酒が誕生したのはホストクラブからの以来があったからなのだそう。

あるホストクラブの現役ナンバーワンホストから、「渡辺さん、うちの店には最高のシャンパン、最高のカクテルがある。でも最高の日本酒がない。最高の日本酒ってどれですか？ 女性を酔わす最高にキレイな日本酒を作ってください。」といわれたのがキッカケで開発したホストクラブご用達の限定酒です。 (渡辺酒造店HPより)

ただの話題性だけだったらさすがに手が出せません(そんな勇気はない･苦笑)。
こちらの渡辺酒造店さんでは毎年｢渡辺　純米大吟醸600-K」というお酒を出されていて、それが山田錦を45％にまで磨いて作られたにもかかわらずびっくりするほどお値打ち価格で販売されているのです。
香りも華やかでフルーティーな味わい、そしてキレがいい人気のお酒でした。
(当店でもお出ししたことがありますが、残念ながら｢ひとりごと｣では紹介したことがありませんでした・・汗)
内容を見てみると、こちらの｢色おとこ」も件の｢渡辺　純米大吟醸600-K」と同じく、山田錦使用(精白度45％)、酵母も同じ。
見掛け倒しではない何かを感じさせます。

残念ながら今回仕入れたのはただ今お出ししているこの1本のみ。
お客様がどなたか封を切られた暁には、私たちも是非試飲をしてみようと思っています。
誰か空けてくれないかなあ。

あ、ちなみに本場(?)のホストクラブでこのお酒を飲まれた場合、かなり驚きの価格(安さではない)なんだとか。
どうしても｢色男を愛でながら色おとこを飲みたい！」と言う方･･･カウンター席でさかな家店主の調理姿でも・・・