お月見泥棒。…の裏側。

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今年も無事に終わりました。十五夜お月さんのお月見に合わせて、子供たちが楽しみにしている「お月見泥棒」。
いやあ…今年は早すぎる(苦笑)
昨年は午前中は研修のために外出、帰ってきてすぐに授業参観に出かけ、それこそ準備をする間もないほど忙しい中迎えた「お月見泥棒」さんたち。
いろいろ考えたことが形にならず、予定していたものも作れず…と、後悔ばかりでした。

ということで今年は、この日の日中には予定を入れず万全の態勢(笑)で準備に取り掛かりました。
思い起こせば7年前のお月見泥棒では、さつまいも入りの蒸しパンをほんの少し作っただけでしたが、今年は凝りも凝ったり、全4種類のお供え物を作ってお月見泥棒さんたちを迎えました。
例年私が担当していたのですが、ここ数年はさかな家店主も別に作り始め、まさに競作という感じ。
ちなみに今年はさかな家店主がさつまいもの自然な甘みを生かした「さつまいものゴマ団子(チーズ又はあんこ入り)」「さつまいものもち米まんじゅう」を、
私は例年子供たちから人気の「マラサダ(揚げパンとドーナツの間という感じの素朴なお菓子)」、それと去年失敗しちゃったプチシューを。
汗をかきかき生地を作り、ドキドキしながらオーブンに入れ、しかもシュー生地というのは完全に焼きあがる前にオーブンを開けるとぺっちゃんこになると聞いたので、気にはなるけれどもあけることができず…
オーブンを開けた瞬間まん丸のシューが見えた時のうれしさと言ったらありませんでした。
というわけで、このお月見泥棒に至るまでの調理場の様子を写真でご覧ください。

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私にとっては、年に一度集中して、お店の調理場を広々と使ってお菓子を作れる日。
綿密な計画を立てるわけではないけれど、なんとなく「こんなものを作ってみたい」というイメージを持って準備に入ります。
そんなにお菓子作りが好きだ、ということではないのですが、「お月見泥棒だから」といいながら、あれこれ考えるひとときが私にとっての楽しみ。
もうひとつは、娘と過ごす時間。
だんだんと、「一緒に作る」が本格的な感じになってきて、娘も職人の一人という感じ。
あとどのくらいこうやって一緒にお菓子を作れるのかなあ…

あ、最後に。
たくさんの写真のうち、1つ不思議な緑の写真。
今年はススキが間に合わず結局飾れなかったのですが、さかな家店主が庭から「これ飾って雰囲気だそう」ととってきたのは…

アスパラガス

でした(笑)お気づきに、なりましたか?

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