春の音

 昨日・今日はとっても温かく、我慢していたつぼみたちが一気に花開いたようです。桜も、後もう少し。
日が長くなって、日ざしが冬とは明らかに違ってきて、空気が春めいてくるとなんともそわそわ落ち着かなくなって…
ん?あれ、これなんか去年も書いた気がするな、とふと思い、ブログを書き始めた当時(ん?スタートは2005年か!)からの4月の記事を読んでみると…

ふふ、桜が咲いたご報告とこの「そわそわ」が大体4月の最初の内容になっています(笑)
4月と言うと、地元ではほぼ1ヶ月間飛騨各地で地域のお祭があります。私の生まれ育った地域のお祭は、どうやら昨日だったみたい。
(4年前の春に帰省したときの祭の様子 その1 その2)

飛騨の祭と言うと、とにかくもっとも盛大で優美なのが「春の高山祭」。
と言うことで、今年はこちらの手ぬぐいを飾ることにしました。
あざやかな色で染め抜かれたこちら、実は高山祭の衣装に使われる染物を一手に担っている工房で先日購入したもの。
高山祭というとどうしても豪華絢爛な屋台を思い浮かべる方が多いでしょうが、実は衣装もとっても素敵。
役割に合わせて伝統的な衣装を身にまとい、祭の行列に花を添えています。
もっとも鮮やかなのは、「闘鶏楽(とうけいらく)」と言う舞楽の一団。
平たい鉦を麻縄で肩から吊り下げて打ち鳴らすものです。
この手ぬぐいのきれいな朱や黄、青はそれらの衣装に使われたもの。
(…と手ぬぐいを買ったときに、お店の奥様がおっしゃっていました)
この闘鶏楽、発祥はやはり高山祭だそうですが、実は飛騨各地のお祭にも伝播しています。
衣装に染め抜かれた柄は、きっと本家とは違うのでしょうが、やはり同じようなクリーム時の着物に朱・木・青・紺で染め抜かれた鳳凰の模様の衣装、白足袋・一文字傘(何名かは鳥の羽のついたもの)・草履という姿です。私も春の祭というと、闘鶏楽の鉦の音が耳の奥で響きます。

この手ぬぐいを飾ったときに、さかな家店主にそのいきさつを説明したのですが、闘鶏楽自体を知らないさかな家店主には旨く伝わらなかったようで、「ん?鉦をならして?着物で?練り歩く?・・・ちんどん屋みたいなもの?」などと不届きなことをいっていました。
今これを読んでくださってる皆さんにも伝わりにくいでしょうね。

ということで、youtubeで動画を探してみました。
jaja8741さん投稿「闘鶏楽 2」
私にとって、飛騨の人たちにとっての「春の音」の一つであることは間違いありません。
一番は、自分の地域のお祭の神楽ですけどね(笑)

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