先日の「ひとりごと」でもお話しましたが、今年からぬか漬けに挑戦しています。これがなかなか・・・面白い!
これまでいろいろな保存食・調味料の手づくりに挑戦してきましたが、なぜだか「和食」のモノが少なかった私達。
味噌とか漬物とか興味はあったのですが、あまりに身近すぎるのかはたまた当店で使う分を仕込もうと思うと量が相当なものになるからなのかは不明ですが。
ただ、ひょんなことから急に重い腰が上がり、「やってみよう」となったわけです。
ぬか漬けって不思議。
どうして、ぬかに塩水+αを加えてかき混ぜるだけで、美味しい漬物が出来るのかなあ。
今回は生ぬかからぬか床を作ってみたのですが、仕込んだばかりの頃は「え?こんなんで出来るの?」と言う感じ。
「捨て漬け」と言って、ぬか床を育てるために野菜の端の部分などを漬けても一向に様子が変わらず、本当に出来るのかなと不安に思ったものでした。
不安もありつつ、本漬けに挑戦。
毎日ちょっとずつ味が変わっていく、その様子がなんとも面白く、気づくとぬか床もそれらしく変化してきました。
写真は、そんな私達のデビュー作のぬか漬けです。
今お出ししているものよりぬかの具合が若く感じられ、ぬか漬け独特の酸味より塩漬けに近い感じでした。
毎日かきまわしているぬか床は徐々に黄金色に近くなってきて、味見をしても良い酸味が楽しめます。
そして、もっと面倒かと思っていた「ぬか床のお世話」も意外と楽チン。
今日の分の野菜を漬け込む時に全体をよくかき混ぜて終わり。
変なたとえですが、電子レンジで何かを温める(器にラップをしてレンジに入れ、しばし待つ)のとあまり変わらない手間です。
これから床もこなれてきて、もっと美味しくなるはず。
成長途中の当店のぬか漬け、是非一度お試しください。
コメント