8日間のお休みを戴いて、1週間実家に帰省してきました。
前後1日は移動(笑)
今年は雪が多いぞ~、しかも普段降らないところにたくさん降ってるぞ~
と聞いていたので、どうなるかとはらはらしていましたが・・・
道はさほどでもなく。
一番路面に雪が残っていたのが、実家の300m手前でした(笑)
実家から高山市街へ向かうときに一番凍結しやすく雪の量も多いはずの峠のてっぺんもこんな感じ。
真冬に青空が続き、大寒のころに雨が降ったりして、飛騨の冬とは思えないような天気でした。
一方で、普段雪が少ない飛騨地方南部、合併して下呂市となった実家近辺では結構雪が残ってたりして。
地元の人は「今年は里雪やでなー(里雪だからね)」と話していました。
さて、毎回帰省した時には普段やれないことをあれこれやらなくっちゃ、と変に気合を入れてしまいます。
あちこちに出かけたり、実家のパソコンでホームページや「ひとりごと」の更新をしたり、会いたい人みんなに会うべく予定を調整したり。
そして、矢祭に帰ってきて一気に疲れが出たり(苦笑)
今回も例外ではなく気合が入っていたのですが、帰省前に心身ともに疲れているのが自分でもわかるほどだったこともあり、今回はほとんどパソコンに近づかず。
身体を調整したり、本を読んだり、実家に導入されていたwiiで運動したりしていました。
そんな中、どうしても行きたかったのが高山市内で行われる「酒蔵めぐり」。
今回は当店にも置いている「山車」を醸す、「原田酒造場」さんに伺いました。
この「酒蔵めぐり」は観光ボランティアの人たちが蔵の中の酒造りの邪魔にならない程度の部分を説明しながら案内してくれるものですが、今回の案内役の人が結構面白い話しをしてくれたので、新鮮な見方が出来ました。
その後、蔵のおばちゃんと話が弾み酒粕の話に。
さかな家(以降「さ」)「酒粕って、やっぱり辛口の酒と甘口の酒では味が違うんですか?」
蔵の方(以降「蔵」)「そやなー(そうですね) ぜーんぜん違うなー 辛口の酒からは辛口の酒粕が取れるなー(取れるからね)」
さ「じゃ、同じ魚を同じ酒蔵の粕でつけても、味が違うことはありますか?」
蔵「そやなー やってみたことはないけど、違うと思うよ。
今ここで売っとる酒粕だって、上の方が『辛口』の酒粕でこの辺(真ん中から下の辺り)は、今試飲してもらっとる『しぼりたて本生花酵母』の粕やよ」
さ「ええっ?どうしてわかるの?」
蔵「わかるろー 見てみー色も違うで」
画像ではわかりづらいけど、「辛口」の方が黄色っぽく、「しぼりたて本生」の方は白くて中の米の白さも残っている
さ「え、これ2つ買って味比べても良いですか?」
蔵「なかなかそういう人おらんけど、興味あるならやってみると良いわ」
こうやって話が盛り上がる酒蔵さんのお酒はどうしてもひいき目で見てしまうわけで(笑)、先ほどの酒粕とともに何本かお酒を購入。
少しずつお店でご紹介する予定です。
こんな感じでまったりーと日々過ごしてきました。
それにしても、雪がなくて残念だったなあ。
・・・と思っていたら。
こちらに戻ってきた2日後に、矢祭としては大雪の積雪3cm!
まさかの出来事に笑うしかないさかな家一家でした。
コメント