赤星きたる。

お酒のご紹介

念願の、「赤星」がやってきました。
「赤星」といっても某元在阪球団の野球選手ではなく、こちらの「サッポロラガー」のこと。
ようやく、というか、まさかお店におけるとは思っていなかった、赤星。

現在、サッポロビールというと黒ラベルに金色の星が一般的。
こちらの赤星、何が違うかというと「熱処理してあるかどうか」という点。
もともと、19世紀後半北海道で誕生したサッポロビール(当時は開拓使麦酒醸造所)。
そのとき作られたビールは、「熱処理」という製造工程を経て製造されていました。
熱処理をすることで、しっかりとした厚みのある深い味わいや、ほどよい苦みが実現するのです。
こちらの赤星、当時の製法の伝統を守り続け今に至ります。
ラベルの金色のフレームの部分に「JAPAN’S OLDEST BRAND」と書かれていますが、まさに日本のビールの歴史を支えた味わいといえるのではないのでしょうか。
(ここまでの記載は、サッポロビール「赤星の歴史」を参照。
歴代のラベルも見ることが出来本当に興味深い内容です)

・・・などと、ウンチクを語りたいためにおいたのでは、もちろんありません(笑)

我が家でも時々夫婦で晩酌をするのですが、私はどうも「晩酌のビール」が苦手。
ところが、あるときたまたま見かけた、缶の「生ビール」ではない「ビール」を買い求め、ためしに飲んだところ、これがおいしかった(笑)
それまで飲んでいた「生ビール」より苦味は強いけれどいやな苦味ではなく、味わい深くて飲みやすい。
それからというもの、缶「ビール」を見かけると買い求め購入するようになりました。
とはいえ、なかなか巡り合えず残念な思いをしていたわけです。

それから早何年(笑)

たまたまFACEBOOKでこの「ビール」を、しかも瓶の「ビール」の写真を見つけました。
「これ、飲みたいんだよなぁ」とコメントを入れたところ、なんとお友達になっているお酒屋さんが「仕入れられるよ」というなんともありがたい返事をいただき。
こうして、当店でのお目見えの運びとなったわけです。

懐かしさ漂うラベルは、実は1992年からの最新版。
でもこの「赤星」に懐かしさを感じられる方もいらっしゃるでしょうね。
これから、この「赤星」はお店に常時置く予定。
どうぞ、懐かしくて新しい「生ビールじゃないビール」をお試しください。

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