ハプニング発生。

水道屋さんの機械で水道管を「解凍」してるところ。

水道屋さんの機械で水道管を「解凍」してるところ。

先週の連休中の大雪、そしてその後のものすごい冷え込み。
今週に入って寒さも一息ついた感じですが、先週は本当にひどかったですね。
この冷え込みで初めて食器洗浄機につながる水道管が、開店以来初めて凍結しました。
定休日だった水曜日・そして食洗機を使わなかった木曜日、この2日間で完全に凍ってしまったよう。
当店で使っている(そして多くの飲食店で使われている)業務用の食洗機にはガスでお湯を沸かす部分があるのですが、そこに水が入っていかないために安全装置が働きうんともすんとも。
気づいたのが大忙しの金曜日だったために、ほとほと困りました。
週末はメーカーさんもお休みだし、どうしよう…と焦りましたが、幸い担当してくれているお兄さんがすぐに連絡をしてくれ、対応してくれました。
機械自体に問題がないとわかってからは、地元の水道屋さん(水道工事業者さんを我が家ではこう呼ぶ)に連絡、凍結をとにかくどうにかしてもらおうということに。
子供の時理科の実験で使った電圧を図る機械の親分みたいな機械が登場、大きな洗濯バサミみたいなので水道管を2か所はさんで電気を流せば解凍…されるはずだったのですが、水道屋さんは頭をひねるばかり。
「おっかしいなあ。電気がうまく流れないんだよなあ」と。
ものの数分で応急処置完了。

ものの数分で応急処置完了。

その後、ああじゃないこうじゃないといろいろ試してみたのですが、結局「解凍」できず。
お手上げかあ・・と思った時に、水道屋さんが、「じゃ、こっちの水道管から水引いて、こっちにつなげよう」と。
金属製の水道管とバルブをいくつか持ってきて、ちゃかちゃか作業すること数分。
すぐ近くの水道管から食洗機の中に水が流れるように接続してくれました。
こういう専門的な機械を扱うのは専門メーカーにお任せするしかなくて、町の水道屋さんは難しいのかな、なんて思っていた自分の浅さに深く反省。
「応急処置しかできなくて申し訳ないね」なんていわれたけれど、「応急」という言葉はもったいないほど。
翌土曜日・日曜日は、おかげさまで忙しく過ごしたのですが、食洗機もフル稼働でずいぶん助かりました。

その後、日曜日の午後にはもともとの凍結箇所が溶けて復旧可能な状態に。
水道屋さんはその時にも駆けつけてくださり、今度は「どうして電気が流れなかったのか」ということを解明するために、つながってる水道管をたどろうとあれこれ調査。
結果、「そもそも電気を流していた水道管同士がつながっていなかった」ということが判明。
我が家で水道管の配管図面がどこかへ行ってしまったせいで、水道屋さんに迷惑をかけてしまいました(汗)

お役目ご苦労様。

お役目ご苦労様。

月曜日には、再び業者のお兄さんが来てくれて、元の形に接続しなおしてくれたのですが、「こっちは残しておいた方がいいですね。また凍結した時にすぐ繋げられるように」と、水道屋さんの繋いでくれた応急処置の水道管を残してくれました。

いやあ、持つべきものは身近な信頼できる職人さんだなあと、改めて感じた次第です。

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