First Valentine’s Day　友チョコ＆おとチョコ

昨日はバレンタインデー。
クリスマスとかお正月とか誕生日とは違う、何とも言えないうきうきソワソワ感漂う１日。
みなさんはチョコレートをどなたかにあげましたか？また、もらえましたか？

連休中、少し時間があった日中娘と一緒にチョコレートを作る約束をしました。
あんなチョコが作りたい、こんな形にしたい･･･娘の夢は膨らんでいましたが、材料を準備する時間がなく結局あるもので。
集まった材料は、節分の炒り大豆(それに撒いたらしい落花生)と板チョコ。
娘が板チョコを細かく砕いている間に、私は大豆と皮をむいた落花生をキャラメルコーティング。
その後、溶かしたチョコレートに絡ませて出来上がり。
本当はココアパウダーをまぶしたかったのですが、ちょうど切れてしまっていてそれは残念。
見た目にも手作り感あふれ、駄菓子のような素朴なかわいらしいチョコレートが完成しました。
｢せっかくだから｣と、かわいい箱を探しラッピングすることにしました。
出てきたのは･･･クリスマスのときに親戚にもらったチョコレートの箱。
かわいい形ではあるけれど、サンタさんが笑ってるよ？なんて思いつつ、オーブンペーパーを敷き中にチョコレートを入れた娘。
それはそれは満足げな表情です。

まずは家族へ。大きな箱にたっぷり入ったチョコレート。
でも、家族に配ったのはほんの少し。
｢後、どうするの？」と聞くと、どうやらクラスの男の子にあげたい子がいた様子です。
学校に持っていくわけには行かないし、かといってもうすぐ営業時間なので送って行くわけにもいかず・・・
娘が考えたのは｢友達(女の子)に聞いてみる｣こと。
電話をし、話をしていたのですが･･･

「なんだって？」と聞くと、｢明日○○ちゃん(電話の相手)とチョコ一緒に食べることになった｣と娘。
どうやら、電話で｢誰かにあげるの?いつ渡すの？」と聞くことが出来ず、｢作ったから一緒に食べよう」という話になったようでした。

翌日、今度は小さな箱に少し詰め替えてお友達のおうちへ。
｢△△君には、いいの？」と聞くと、｢いいの。友チョコだから。」と娘。
その後、お友達のうちで友チョコ交換会をしたようです。
｢○○ちゃんはね、生チョコを作ってたよ。おいしかった~」と満足そうな表情でしたが、ちょっぴり残念そうな顔をした瞬間、お母さんは見逃さなかったよ。

お店を上がり、自宅へと帰る最中、娘に聞きました。
｢今年のバレンタインデー、どうだった？」
娘は答えました。
「今年はね、△△君には渡せなかったけど、友チョコをもらったし、おとチョコももらったから良かった！」

おとチョコ、と言うのは｢大人チョコ」の略だそう。
お友達のところに持っていった後も大量に残ったチョコレートを、お客様(男性のみ）に配って歩いた娘。
お返しに、どうやらチョコレートをいただいたようなのです。それが｢おとチョコ｣。

娘の初めてのバレンタインデーはちょっぴりほろ苦く、でも甘くて楽しい1日だったようです。
ちなみに、私も人生初めての｢チョコレート製作」でした。
来年はもうちょっと計画的に、娘と一緒に準備してみようかなと思います。

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