「さかな家」訓。

「さかな家」が産声をあげる少し前、さかな家店主は以前勤めていたホテルを訪れていました。
そこには、さかな家店主に料理のいろはを一から…いやゼロから教えてくださった料理長さんがいらっしゃいました。
料理長…さかな家店主曰く「親父さん(おやっさん)」にお願いしたのは、さかな家店主の修業先だったそのホテルの調理場に掲げられていた「調理長訓」と同じものを、自分の店の調理場に掲げる許しを得ることでした。
(「調理長訓」の画像は以前の「ひとりごと」で紹介しています。こちら)
今でもその調理長訓は調理場の一番高いところから、私たちの仕事ぶりを見守っています。
そして、ときどき目にしては気持ちを引き締め直して仕事に向かっています。

さて。
そんなさかな家の調理場に、先日新たな「訓」が登場していました。
いわば、「さかな家オリジナル訓」かな。
作者は娘(笑)
 通常、スタッフ間の連絡事項や仕入れなくちゃいけないものなどを書いておくホワイトボードに書いてありました。
まず「りょうりを じょうずに ていねいに つくろう」と一言。
さらに、以下のことが書かれています。
(パソコンの方は画像をクリックすると拡大表示されますからそちらもご覧くださいね)

① じぶんが たべるあじと ちがうりょうりを つくろう
(どうやら 味を偏らせずバラエティに富んだ料理を作っていこう、という意味らしい)
② じぶんが たべるように つくる。
(あわてて雑に作るのではなく、いつでも自分がおいしいと思えるように丁寧に作る、の意)
③ おさしみを つくるときは 「ゆっくりさささ」と きる。
④ おりょりを だすときは、「これは○○(例としておれんじジュース)です これだれですか ってだす

どうして娘が、そんなことを急に書き出したのかは不明。
なかなかどうして、うーんと唸ってしまうような内容。
さかな家店主もこれを見て、「刺身については鋭い表現だな」とうなづいておりました。
娘が私たちの背中を見て、こんなことを感じてくれていたのかな?
そうだとするとうれしいな。
・・私たちの働きぶりを見て、「これじゃいかん!」と叱咤激励するつもりだったん・・・じゃないよね??(汗)

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