大学いもです。もちろん、さかな家店主作です。
意外にも、生まれて初めて大学いもを作ったんだそうです。
たくさんサツマイモをいただいたので、そして割と繊維質の多い芋だったということで「大学いもにしよう」と思いついたんだとか。
「ところで、大学いもってどうやって作る?」とさかな家店主。
私が、家庭用(というか、お弁当用)で作る時は量も少ないので、油で炒め煮のようにしながら砂糖も醤油もどんどん加えてからめてしまうのですが、さすがにそうはいかず。
ネットでレシピを探しまくっていくつかを見せました。
じっくり低温の油で火を入れて、甘辛たれに絡めて出来上がりました。
聞くと、「レシピは見たけど、分量とかはね、適当。」
…プロはこういう風なんだ、といつも思います(笑)
レシピを見て分量や手順をきっちりやるんじゃなく、大体のニュアンスをつかんだら後は自分の経験やイメージで適当に。
「適当」なんて、と思われるかもしれませんが、これがなかなか素人には難しい。
ちなみに、サツマイモを甘くおいしくするには、なるべくジワジワ時間をかけて加熱するといいのだそう。
フライパンなどでさっと火を通すよりも、石焼きいものようにじっくり加熱したほうが、サツマイモの澱粉が糖に変わりやすいんだそうです。
さて、この大学いも。
今回は当店ではお通しとして登場。
なかなか好評のようで、芋好きな方はおかわりされたりするようです。
曰く「懐かしい」と。
子供の頃おうちの方が作ってくださった、素朴な味わいが人気の理由みたいです。
いろいろ手を加えた料理もおいしいけれど、こうした素朴な味わいもうれしいですよね。
お店で人気が出て、何とも幸せです。
ところで、以前娘のお弁当に自家製大学いもを入れた、という話をお友達としていたら
「大学いもって、おやつだよね?」という人がいました。
私は、子どもの頃学校の給食で出ていた記憶があったので、お惣菜という認識があったのですが。
いろいろな人に聞いてみると、「おやつ派」「お惣菜派」「そんなこと考えたことなかった派(笑)」様々でした。
皆さんは、大学いもは「おやつ」「お惣菜」どちらだと思いますか??
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