うかたま 第65号(冬号・12/3頃発売)に出ます。

おしらせ
さばくときも、手順ごとに粘り強く撮影が続く。

先日、取材を受けました。
連絡を受けたとき、正直何が何だか全く分からず…(笑)

「うかたま・・・?」「取材・・・?」
「どういうこと・・・?」

季刊雑誌「うかたま」、ご存じですか?

「うかたま」とは?

古くから日本ではぐくまれてきた食の知恵や暮らしのあり方を受け継いでいきたい、そんな思いから、つけた誌名です。
コンセプトは「まるごと、食べごと。」。
「食べごと」とは、食事の支度、料理をすることだけでなく、「食べごと」とは、食事の支度、料理をすることだけでなく、食のまわりにある暮らしのすべてを指します。

難しく思えるかもしれませんが、
身近なもの、身近な場でできることもたくさんあります。
そしてなにより、自分の手を動かすと、楽しく、おいしい!
そんな、たくさんのワクワクする「食べごと」をお届けします。

うかたま.netより一部抜粋

と、いうわけで、農文協こと農山漁村文化協会で季節ごとに発行される雑誌です。

実はおかみ、まだ娘が小さいころからつい最近まで「うかたま」の愛読者で、雑誌に登場する手作り調味料やお菓子などを作って楽しんでいたのでした。
その後仕事やもろもろで多忙になってからは泣く泣く定期購読をあきらめましたが、その後も気になった号は大事にとっておいて何度も読み返したり、別冊を買いそろえたりしていたほどです。

今回ひょんなご縁で丸安魚店にお声がかかり、「干物づくり」の取材を受けることに。

こういうご時世、まずは何度かメールや電話で打ち合わせをしながら、当日までに取材に来てくださったお二人はワクチン接種はもちろん直前のPCR検査も受けて万全を期していらしてくださいました。

店主は店主で撮影に必要な魚を仕入れたり、干物を準備したり。
ところがあいにくの天気が続き、「もしかして干物が間に合わないかも…」と焦る一幕も。

取材当日はご覧のように気持ちのいい秋晴れ。時折風が吹き、干物取材には絶好の日となりました。

お昼前到着されたお二人(カメラマンさんと担当編集者のHさん)は、穏やかでニコニコしながらてきぱきと仕事を進めていかれました。
店主は最初は若干緊張。おかみは興味津々(笑)

手順を追いながらの撮影は、店主が一つ一つ説明しながらいつも通りの仕事を進めていきます。

それぞれが気になる部分を質問したり大事なポイントを何度も確認しながら、カメラマンIさんは上からや横から作業工程を撮影し、編集者Hさんはあれこれノートに書きこんだりしていました。

干物を焼くところ。

私(おかみ)は特にやることがないので(笑)取材風景を見学。
途中で焼いた干物を盛り付ける器をお店の食器棚からいくつか見繕って並べておき、店主とカメラマンさんが相談して決めるお手伝いはできたかなと思いますが(苦笑)。
「あとで食べてもらおうかな」とちょっとしたまかない料理的なものを撮影の合間に作っていたのですが、実はそれもどうやら紙面で紹介されるようです(汗)

今回の取材はとても良い意味で「しつこさ」を感じました。言葉としては「粘り強さ」の方がいいかな。
店主に向けられる質問が「このくらいでいっか」で終わらないで、取材のお二人が納得できるところまで何度も繰り返されました。そしてそれが、とっても楽しかったです。
紙面にどのように載せるか、どうしたら読者の方たちに伝わりやすいかということを常に考えて仕事をされているだけでなく、「実際に作ってほしい」「おいしいよ」という思いが一つ一つに込められているのがとてもよく伝わってきました。

裏話ではないけれど、これまでテレビや紙媒体の取材を何度かお受けしたことがありますが、取材後オフモードになったときの料理や食材に対する態度はそのメディアによって千差万別。
時には、正直ちょっと嫌だなと思った時もありました。

でも、今回のお二人は滞在中いろんなことに興味を持ってくださっていたし、魚や道具に対してとても丁寧に扱ってくださいました。

何より、焼き上がった干物をとてもおいしそうに、そして興味深く召し上がってくださいました(笑)食いしん坊は正義!ですね(笑)

先日Tさんの方からゲラを送っていただきました。
「※写真は仮のものなので、雑誌ではより綺麗に写ります。」というメッセージが添えられていましたが、いやいやこれでもう十分だよ!というくらい素敵な紙面になりました。
うかたま冬号、ぜひお楽しみに。お近くの書店にてお買い求めくださいね。

予約などもできるみたいです。こちらからもどうぞ。
うかたま.net → ukatama.net/

私たちも、楽しみです!

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