今回のテーマは上の通り、「甘い酒?辛い酒?…うまい酒。」。
お店でお客様とお酒の話をしていると、「甘い」「辛い」という風に味の表現をされることがよくあります。
「酒はやっぱり辛口じゃなきゃ」「甘口の飲みやすいお酒を」などとリクエストをされることも時々あります。
お酒の裏ラベルにはよく「日本酒度」が記載されています。
簡単に言ってしまえば、甘い辛いを数値で表している…のだそうですが。
実際、数値で判断した「辛い酒」をお客様にお出ししても「甘いなあ」とおっしゃる方もいます。
同じお酒を、ある人は「甘い」といい、ある人は「辛い」という。
これはいったいどうしたわけだ?
そんなエピソードを矢澤酒造店の矢澤社長・藤井顧問にお話したところ、今回のテーマが決まりました。
日本酒の利き酒師、酒匠の資格を持っていらっしゃる矢澤社長がこんなお話を教えてくださいました。
ちなみに利き酒師とは「日本酒のソムリエ」として知られていますが、酒匠(さかしょう)はその上位資格で全国に300人ほどしかいないのだそうです。
そんな日本酒のエキスパート酒匠が集まって利き酒をしても、お酒によっては「甘い」「辛い」の評価が割れるものもあるのだと。
そもそも「甘い」「辛い」とは大変感覚的なもので、お酒の味を表現するときにはなるべく使わないのだというのです。
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では、甘い・辛いの指標と言われる、「日本酒度」ってなんだ?
どんどんわからなくなっていきました。
また、藤井顧問からは
「同じ人が一種類のお酒を飲んでもね、甘く感じるときもあれば辛く感じるときもあるんだよ。
例えば、嬉しい気分の時は甘く感じたり」と。
迷宮に迷い込んだようです。
今回は、敢えて「南郷さん」のお酒以外のお酒も使って、この「甘い」「辛い」や「日本酒度」の不思議を体験的に学んでいこうと思います。
もちろん、お料理もこの日に合わせた特別メニューをご用意。
お酒に興味がある方、南郷さんのお酒が好きな方、ぜひご参加ください。
詳細はこちら
☆告知☆ 第5回「南郷を楽しむ会」開催します!→sakanaya-maruyasu.com/blog/news/13929/
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