5/25セッコク展へ行ってきた。

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5/25(日)町の山村開発センターで開かれていた、セッコク展に家族で出かけてきました。
主宰されたのは「野生らん 楽酔会」さん。
当店のご常連さんで、皆さんそれぞれ本業を持っていらっしゃる方々です。
つまり「趣味」として和蘭を楽しんでいらっしゃるみなさん。
和蘭、とはオランダのことではありません(オランダの漢字表記は阿蘭陀とか和蘭と書くのだそう)。
シンビジウムやカトレア、デンドロビウムなど海を渡ってきた蘭を「洋らん」というように
日本原産の蘭の総称だそうです。

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どうです?すごいでしょう?
こちらの展示会は、花の質の高さは言わずもがな、展示に趣向が凝らされているのが特徴。
「ここまで凝った展示をしているところは県内では多分うちだけだな」とは会員の方のお言葉。
展示の仕方はもちろん、飾り鉢や鉢を置く台(畳のようなものもありますね)、つい立てや小物…
派手さを競っているのではなく、展示にかかわるすべてに興味を広げて楽しんでいらっしゃる会です。

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「え?奥さん、岐阜県出身なのに、セッコク知らないの?岐阜県はセッコクですごく有名だよ」と言われまたびっくり。
よく見ると「美野」「飛騨」が銘に入る鉢がいくつかありました。
いやはや、知らないってことは恐ろしいものです。「へぇーそうなんですか」なんて答えましたが
頭の中では「誰かセッコク育ててる人っていたかな」とあれこれ思い浮かべたり…(でもいなかったなあ)

セッコクは岩手県を北限として全国各地に自生しているそうですが、矢祭町周辺ではまだ認知が低いのだそう。
初夏のころ楚々とした可愛い花を咲かせる「ウチョウラン」は大変人気で趣味で育てている人はもちろん、販売しているお店もいくつかあります。
「セッコクの良さを矢祭の人たちに知ってもらえたらうれしい。そして、セッコクを好きだという人の底辺が広がったらもっと嬉しい。
 俺たちは趣味花として蘭を楽しんでいるから、来てくれた人たちに楽しんでもらいたくてこういう展示会を開くんだ」
とおっしゃっていました。
セッコク愛好家の全国のみなさーん!矢祭でも、こんな素敵にセッコクを楽しんでいる方々がいますよー!(ちょっとしたアピール・笑)

セッコクは花が咲いている間は、午前中なんとも言えない上品な香りを漂わせます。
展示会の会場も、午前中はとても良い香りが楽しめたのだとか。
実は「プレ・プチ展示会」ということで、展示会に先駆けて咲いてしまったセッコクをいくつか当店でも飾らせていただきました。
その間、お昼から午後にかけて当店でもよい香りが漂っていました。
当店は日中日が全く入らないので、セッコクもいい香りを放つタイミングに時差が生じたようです(おかげで私たちはかなり素敵なひとときを過ごせましたが)。

「野生らん楽酔会」さんの次の展示は、7月初旬の「ウチョウラン展」。
こちらも、趣向を凝らした展示会となると思います。ぜひ足をお運びくださいね。

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