「第6回 南郷を楽しむ会」ご報告。(その1)

毎年冬のさかな家恒例イベント「第6回 南郷を楽しむ会」を去る2月16日に開催いたしました。
今年は矢祭町地域おこし協力隊の青樹さん企画で小田原市からお越しの農泊体験ツアーの皆様にもご参加いただいたうえに、当店のご常連様たちも加わって、大変にぎやかな会となりました。

第一部は酒蔵見学。矢澤酒造店の藤井顧問にご案内いただきながら、2班に分かれて蔵の見学をさせていただきました。
初めての方にとっては、天保年間から守り継がれてきた酒蔵のいたるところに驚きと感動があったのではないでしょうか。私たちはすでに6回目。なのに、毎回新たな発見があってドキドキワクワクしてしまうのですから(笑)

酒蔵を案内してくださる藤井顧問。参加された皆さんも熱心にお話を聞いていらっしゃいました。
米を蒸かす釜の上。仕込みの時期は湯気が屋根から上がっているのが、ご近所からも観ることができるそうです。
いよいよ仕込み中のタンクの上へ。高さも相まってちょっぴり緊張の瞬間です。
前日に仕込んだばかりの樽。普通に米粒が見える。この状態は私たちも初めて拝見しました。
全部で4つのタンクを見学させていただき、香りをかいだり音を聞いたりさせていただきました。

仕込んでからの日数によって、また、仕込みに使った米や水の量によってそれぞれのタンクで全く違う様子が見られます。「酒造り」と言いながら、実際は人間が作っているのではなく、麹や酵母の仕事。
その力を最大限活かして美味しいお酒になるように、人間がお世話をしているのかなあと思いました。気温やタンクの状態に合わせて、それぞれに必要なお世話は違うようで、そのあたりは長年の経験やデータに基づくものなのでしょうね。

酒蔵見学の後、いよいよメインの勉強会に入ったわけですが、実際に蔵の様子を見、「米のささやき」を聞いて皆さん一気に気持ちが盛り上がったようでした!
(その2に続く)

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