テーブルウェアフェスティバルに行ってきた。

会場正面の「イメージガーデン」

会場正面の「イメージガーデン」

 先日(2/5)、東京ドームで開催されていた「テーブルウェアフェスティバル(TABLEWARE FESTIVAL)2014」に出かけてきました。
今年で2度目です。
「暮らしを彩る器展」というだけあり、全国各地の窯元さんが一堂に会し様々な器はもちろん、食卓にまつわるすべての物を展示・販売しています。
「食卓にまつわる?」「すべての物?」と思われるかもしれません。たとえば、箸やナイフ・フォークなどのカトラリー類、グラスやサーバー、テーブルクロスやテーブルセンター、花器や壁を飾る絵画、オブジェ、それにお花。
こちらのイベントに足を向けるようになったきっかけは、矢祭町から世界へ発信している「矢祭園芸」さんも参加協力していると伺ったからなのでした。
写真のように、会場入り口正面の「イメージガーデン」をはじめ様々な場所に活きた花々が彩りとみずみずしさを添えているのですが、その中に矢祭園芸さんのミニシクラメン「チモ」やプリムラが使われていました。
こういうところに矢祭で生まれたものたちが使われているというのは何とも誇らしい気分でした。

駐日トルコ共和国大使夫人によるテーブルセッティング。 背景にはトルコの素晴らしい風景、テーブルの真ん中にはトルコ原産で国民に愛され親しまれているチューリップを。

駐日トルコ共和国大使夫人によるテーブルセッティング。

会場内ではまた、テーブルコーディネートコンテスト受賞作品がたくさん紹介され、また著名人による食空間の提案もされていました。
その中にあって、こちらの駐日トルコ共和国大使夫人のセッティングはぐっと迫る「おもてなし」の心を感じたのでした。
テーブルコーディネート自体はシンプルなものなのですが、中央にはトルコ原産のチューリップを、そして大きな窓の外にはトルコの風景。
そこで料理を楽しみながらトルコの雰囲気を堪能しているお客様ともてなす側の会話と笑顔が伝わるような、素敵なテーブルセッティングでした。
どうやら私は、シンプルなセッティングの方が好みのようです。ただ、不勉強で実践に至っていないのが難なのですが…(汗)

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漆器は素敵だなあと思いつつ、なかなか手が出せないでいる世界です。
扱いが大変そうだということと、お店で必要な分だけ揃えるのが難しそうだということと。
でも、実はずっと前にお土産でいただいた輪島塗のスープスプーンは口当たり(肌触り?)の良さが気に入って自宅で普段使いしていたりもします。
今回も素敵な漆器がたくさん。でもやっぱり、まだこれをお店で使うのはずっと先になりそう。

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最後に、今回購入してきたものたちを。
一番左は笠間焼「こじこじ」さんの、植木鉢。というか、「くさいれ」。
矢祭園芸さんたちのお花ブースで見つけた、かわいい子たちです。
初めての多肉植物生活になります。
こちらを生み出したのは、この子たちに笑った顔がそっくりな女性。
一つは頭の中が空っぽ。草ものがお好きなお客様にお願いして、何か植えてもらいたいなと思っています。
右二つは、秋田の曲げわっぱ。大舘の栗久さんのもの。
真ん中はマグカップ。右側は入れ子のお弁当箱。お世話が大変そうだなあと思いつつもどうしても後ろ髪をひかれてしまい、購入しました。
マグカップはとっても軽くてびっくりするほど。それなのに、熱いものを入れても指に熱さが伝わらないし、冷たいものを入れても結露しないのだそう。
木のぬくもりと、驚く機能性で思わず購入。
まげわっぱの入れ子のお弁当箱は、娘用に。
「炊き立てのご飯を入れて蓋をしても、ベっちゃりしたり硬くなったりしないし、おいしいご飯を食べてもらえますからね」という一言で決断。
ご飯用の器の方は白木のままなので、余分な湿気を吸い取れるようになっているのだそう。
(おかず用の方には塗装がしてあって、脂やにおいがしみ込まないようにしてあるのだそうです)
ホントはおひつが魅力的だったのですが、まずはスタートとしてこちらを。
いつか、まげわっぱのおひつを使いこなせる大人になりたいものです。

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