こちらは過去投稿です。現在はお取り扱いしておりません
お客様からとらふぐの持ち込みがありました。
北茨城に釣りにでかけ、沖合で釣り上げたとのことでした。
店主は福島県のふぐ調理師免許を取得しているので、ふぐをさばくことが可能です。
御存知の通り、ふぐには大変強い毒があります。
今回のように「とらふぐ」と言われて持ち込まれた際でも、店主は教本に照らし合わせて間違いなくとらふぐかどうかの確認をします。
ふぐには強い毒性がある箇所がある、ということはよく知られていますが、ふぐの種類によって毒性がある部位が違うということは、あまり知られていないかもしれませんね。
そのため、市場で仕入れたものを除き、特に釣り上げたふぐの場合はその都度確認して間違いのないようにしています。
近年の海水温の上昇により、これまでだったら生息エリアが交わるはずがないと思われていたふぐ同士の交配も進み、日常的にふぐを扱っている業者さんでさえ判別がつかないものも時々水揚げされるようです。
当店では、というわけでふぐを捌くことは可能ですが、店主が確認しきれない種類(交雑種や判別が難しいもの)についてはお取り扱いをお断りすることがありますのでご了承ください。
<追記>
釣り上げたふぐを捌けるかというお問い合わせが増えてきましたが、こちらは過去投稿です。
現在(2023.5月以降)当店では釣り上げたふぐを一切捌いておりません。
以前別のお客様に「こんどふぐを釣り上げたら、捌き方動画を見ながら自分でやってみようと思う」と言われたことがあり、店主はかなり強く「絶対だめ」と言っていました。
今は動画でいろいろ紹介されていて便利ではありますが、個体の大きさや入手経路にかかわらずふぐは大変危険な魚ですから、お近くの専門家にご相談ください。
また、当店の場合ふぐを捌いている間は他の魚を一切扱えない(ふぐを触ったまな板、包丁を使って他の魚を捌けない)ため、ふぐの持ち込みの際は一旦お預かりして営業終了後に捌かせていただいております。
コメント