県庁へ。/ お客さん応援団。

ひとりごと
めっちゃ本番ぽいんですが、リハーサル中です。

過日、県の中小企業経営革新計画承認審査(本審査)のため、県庁まで出向きました。

数週間前に事前審査できたとはいえ、福島市はやっぱり遠いなあ。
(前回食べたランチがおいしかったので、それを目先の楽しみにして当日を迎えました・笑)

福島市にはコロナの前は年に1度は出かけていましたが、県庁の中に入るのは今回2度目。
1度目は、震災の直前、同じく経営革新計画の審査のためでした(無事承認されるも震災で頓挫)。

審査の直前、商工会の経営指導員Yさんと合流し、5分間のプレゼンテーションの最終確認。

ほどなくして予定の時間が近づき、会場へ向かい、その後無事に審査会を終えました。

店主、普段から割とマイペースではあるのですが、今回はかなり緊張したようすでした。
プレゼンテーションを無事に終えた後の質疑応答では、瞬きがいつもの数倍増えているような感じ。それでもどうにかこちらの思いを伝え満足して帰路に就いたのでした。

翌日の丸安魚店LINE公式アカウントで報告してしまうくらいには緊張していた様子の店主。

まだ、結果が出ていないので詳しい内容については伏せておこうと思う(だって落ちたら恥ずかしいから・笑)のですが、今回の経営革新計画を作成しようと思ったのは、まさにこのコロナがきっかけでした。
1年前にさかな家で開店以来初の長期休業を経験し、その後完全予約制へと営業形態変更をしました。
幸運にも当店は飲食業だけでなく、店主の両親から受け継いだ丸安魚店を営んでいたため、そちらに注力することで急激な変化にもネガティブになることなく日々を過ごしてこられました。

とはいえ、中山間地域の個人商店の鮮魚店が生き残るには今のままではだめだと思い、スタートさせたのが丸安魚店LINE公式アカウントでの日々の配信です。単にその日入荷した魚の紹介だけでなく、友人に手紙を書くような気持ちで日々のことを配信してきました。それをきっかけに(まだまだ全然ではありますが)これまで丸安魚店をご存じなかった地域の方に、お店の存在を知っていただけたように思います。

やり方を変えれば、まだまだ鮮魚店としてここでやれることがあるんじゃないか、そう思ったことがきっかけで、商工会や周りの方の支援を受けながら今回の申請へと至りました。
これから、今回の申請の合否にかかわらず(苦笑)、さらにお客様の「食卓にうきうきとワクワクを」を届けられるようなお店作りに努めていきたいと思っております。

さて、LINE。
当初は、お店のことを知ってもらいたい、便利にお買い物していただきたい、という思いでスタートしてきたのですが、それだけでなく、お客様からはお返事をいただくことも増えてきました。

例えば、先ほどの経営革新計画のことを書いた店主届いたこちらのLINE。

店主、感激していました。

また、最近はいろんな人から

夕飯何にしようかな、と家族で相談するときに「丸安のLINEになにかなかった?」って普通に会話に登場するくらい、活用してますよ~

おかずを別のものに決めちゃったときは買い物に来られないけど、毎回読み物としても楽しみにしてるからね

私自身、食べられる魚のことを意外と知らないんだなって。おすすめされると、ちょっと食べてみたいなあと思ったりするよ

時間を指定して買い物ができるのはうれしい。たまに注文が集中しすぎて待つこともあるけど(笑)、刺身を切って長い時間置くんじゃなくて来店時間に合わせて切ってるんだと思うとうれしい

など、LINEについての感想などを直接聞かせていただける機会が増えていてうれしいです。

どんなご意見・ご感想でも、こういう声を直接聞かせていただけることが何より「やっててよかった」「明日はもっと楽しい内容にしたい!」というモチベーションにつながっています。
お客様の食卓の応援団としてお店があるだけでなく、お客様が私たちの応援団になってくださっているのを感じる瞬間です。いつもありがとうございます。

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