夏はいろいろなものが一気に盛りになります。
トマトやナス、インゲンにズッキーニにキュウリに・・・
一気にドカーンとできちゃう(様なイメージ)なので、盛りの時期は来る日も来る日も同じ野菜が食卓に並んでしまうなんてことはよくある話。
食べる側も、作る側だって「うーん、そろそろいいかなあ」なんて思う時期が必ず来ます。
でも、そのときは確かにそう思うのですが、ながーい目で見るとそんなのはほんのわずかな時間。
「いつでもあるんだから、今日じゃなくても・・・」なんていっていると、知らないうちに一番の盛りは過ぎて、必要とするだけの量が手に入らない、なんて子とも。
「旬」って、思っているよりももっともっと短いんだなあと気づいたときは後のまつり。
左はプラムです。
先ほどの話、実は去年正にこのプラムで経験したもの。
「そういえば、今年プラムのソースを作っていないなあ。そろそろ作るかなあ」
なんて、のんびりスーパーを覗いた頃は、あんなに並んでいた(と思っていた)のがほんの数パックしか手に入らず。
仕方ない、と通販を当たってみたのですがどこも「受付終了」もしくは「売り切れ」。
のんきな私は「同じ轍を踏むまい」とあれほど誓ったはずなのにすっかり忘れて、覚えていたさかな家店主が市場で買ってきてくれたのでした。
いやあ、良かった。
ガーッと煮た後一個ずつ種をはずしてミキサーへ入れていくのですが、注意を怠ると(底まで大げさではないけれど)種をはずさないままミキシングして、「ガリッ!」となんとも切ない音がするときがあります。
ピュレをグラスに入れてソーダで割れば出来上がり。夏の甘酸っぱいドリンクです。
(実はこれ、7月の終わりの仕込みです。)
ああ、後はトマトをどんどん水煮にしておかなければ。
この時期に大量のケチャップを仕込まないと、大変なことになるんだった。
今は直売所に出ているトマトのよさそうなやつを大人買いして、どんどんどんどん水煮を作っています。
(水煮のつくりかた・・・トマトをミキサーでガーッとジュースにして、それを半分くらいに煮詰めておく)
そしてこちら。
米麹です。
最近人気の「那須どり塩麹漬のグリルサラダ」には、名前のとおり塩麹に漬け込んだ鶏肉(これが焼くと実にジューシーな味わい)と、塩麹と岩城島のレモンで作るドレッシングを使っています。
これまでは矢祭の直売所などで購入してきたのですが、盛夏の頃はぱたりと出荷がとまってしまいました。
一方で、塩麹漬のグリルサラダは人気で,どんどん塩麹が消費(そんなに使わなくてもおいしいが、仕込む量が量のため・・・)されていきました。
そんな時、メルマガで「麹売ってるところしりませんか?」と書いたら、すぐに電話やメールで情報を下さったお客様がいらっしゃり、その反応の速さに感動。
「せっかくのお客様のご好意を無駄にするわけには行かぬ!」と翌日早くに家を飛び出し、開店と同時にお店に入ったのでした。
出かけたのは、白河市(旧東村)の産直「ふれあいの里」。
こちら、「糀屋さんの糀(麹はこういう書き方もあるのですね)」を販売しているので、いつでも手に入りそう。
大人買いしたい気持ちをググッと抑えて、上の写真だけ購入してきました。
情報を下さったYさんKさんありがとうございました。
「もらう」といえば、こんなものも。
大葉もち。
つきたてのお餅を大葉(青紫蘇)2枚でくるんだもの。
「これ、作ったから食べなぁ」といただいたのはいいのですが・・・どうやって食べたらわからず、さかな家店主の母に聞きました。
曰く「焼いて砂糖醤油につけて食べればいいよ」と。
ええ、翌日やりました。焼き網の上で。
大葉の端がちりちりと焦げてしまったけれど、焼きあがった餅にはほんのり大葉の香りがついて美味しかったです。
・・・後日。
同じように作った餅が、「太郎の四季(矢祭町の直売所)」に売られていたので、始めてみる風に「これ、どうやって食べるんですか?」と聞いてみました。
曰く、「フライパンで焼いて甘辛いたれに絡めて食べればいいんだよ」と。
「餅網でやいちゃ・・・」「そんなの、青しそがこげちまう」。
ああ。勘違い・・・
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コメント
こんにちは、twitterからこちらへ来ました。
美味しそうな写真ですね!
ところでこちらからtwitterへはリンクされておられないのですか?
ではお邪魔いたしました。
**yukiさん
コメントありがとうございます。
twitter・・・あ、リンクはずしちゃってましたね。
以前はツイートが見られるようにしていたのですが、お店と直接関係のないことも呟くこともあり「ツイートは見えなくてもいいか」と削除していました。
ご指摘ありがとうございます。
さっそく、twiiterへのリンクを張ろうと思います。