更新できる時は何日も続けてできるのに、出来ないとなるとこれまた数週間にわたり放置・・・という状態。
お伝えしたいことは山ほどあって、まあそのほとんどがあまりお店のこととは関係のない、まさに「ひとりごと」だったりするのですが、ゆっくり腰を落ち着かせてパソコンの前に座っていることが出来ません。
ということで、いくつかのネタを自己満足の範囲内でご紹介(笑)
タイトルに「その1」をつけるからには「その2」も、ひょっとしたら「その3」以降もあるんだろうか?と思わせてしまうかも・・・ ま、おいおい可能な限り(笑)
さてまずはこちら。
日の当たり方がいまいちですが、是非パソコンでご覧の方には画像をクリックして拡大して戴きたいのです。
昭和、それ以前の雰囲気を漂わせるなんとも趣深い建物たち。
順に、運動具店(スポーツ用品店か?)、自転車屋さん、薬局、洋服屋さん(仕立て屋さんかな)。
これらすべてのお店が立ち並ぶ商店街は、常陸太田市鯨ヶ丘にありました。
こちらの一角で友人の展示会があったので出かけてきたのですが、通りの雰囲気のよさにハートをわしづかみされた気分でした。
こちらで珈琲を戴いたり、雑貨を買ったりしてしばしの休憩。
こちらも素敵でした。鯨ヶ丘の商店街のそれぞれの店にものすごく個性があります。
雑貨屋さんは、市内の会員の方が作られたもの(洋服・アクセサリー・雑貨など。私はここでニットの帽子を購入しました)を売っていて、ほんわかあたたかな空気が流れていたし、
焼き芋屋さんの奥の座敷では、地元の中学生らしき子達が集まって宿題をやっていたり。
身近な場所でありながら、異空間に飛び込んじゃったか?と言うような感激がありました。
そして、偶然の出会い!
3階建てのレンガ積みの古い蔵です。
先ほどの写真たちを撮りながら偶然見つけ、すぐ脇にいらした所有者と思しき方に声をかけたら・・・中に入らせてくださいました!
古いものなんでも大好きな私としては、興味津々。蔵の外は見ることが出来ても中ってなかなか見られませんもんね。
階段やはしごを使って、最上階まで上がらせて戴きました。
3階の屋根を支える梁?には何か文字が書いてあります。
明治43年建造とか、当主の稲田某さんはが帝国大学に修業中だとか、棟梁は斉藤さんというとか、いろいろ細かく書いてありました。
旨く言えないけれど、その文字を書いた当時の喜びだったり緊張感だったり、期待感だったり不安だったりがこの蔵に今でも残っているような気持ちになりました。
こちらの蔵は、元は酒屋さん(造り酒屋さんか?)の持ち物だったそうです。
このようなレンガ造りの3階建ての蔵は茨城県内に2つ現存しているそうで、貴重なものを見せて戴きました。
わかりづらいけど、3階から下を覗いたところ。2階の床の一部が格子状になっています。
一緒に言った娘はといえば、
「レンガの家だって~ 絶対に狼にも吹き飛ばされないよね。丈夫だよね」
と一言。「三匹の子ぶた」です。
初めて見る本物のレンガの家(蔵だけど)。頑丈なレンガ造りをマジマジと眺め、はしごや急な階段を冒険気分で上っていました。
持ち主の方のお話によると、これからこの蔵は改修されいずれこの形を生かしたお店になるんだとか。
あの天辺の文字は、これからもずっと時の流れを見つめ続けるんだなあと思いながら話を聞きました。
それはそれで楽しみです。
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