2/28(日)リフレッシュふるさとランド(という名前より、地元の人達には通称「舘山ランド」のほうが認知されてますが・笑)にて、地域おこし協力隊とのコラボイベント「とっても詳しい煮魚解説〜レシピを読み解く講座」を開催しました。
通称「煮魚ワークショップ」。一昨年も開催して大変好評だったため、内容を更にブラッシュアップした2度目のワークショップです。
前回のワークショップの様子はこちら→sakanaya-maruyasu.com/blog/event/31558/

この煮魚ワークショップの特徴は、「美味しい煮魚を作るための技とコツを、プロの料理人と一緒に作りながら学ぶ」と「レシピに隠されている秘密を読み解く」の2本立てということ。
そしてこのワークショップの肝ともいえるのが、レシピブック。
このレシピブック作成担当はコラボ相手である地域おこし協力隊のせいほさん。店主が伝えた元のレシピを基に実際に何度も自宅で試作を重ね、そのたびに気づいたことや分からなかったことを店主と確認する念の入れよう。レシピの文章を初めての人にもわかりやすく書き換えたり、自分なりにつかんだコツを載せたりしてくれました。

左は今回のもの。どちらも協力隊せいほさんの力作。
いよいよワークショップ当日。
前日まで綿密に計画・準備を重ねて来たのですが、いざ参加者の皆さんと顔を合わせるとワクワクと同時に「上手く行くといいな」という緊張感が背中を走ります。
まずは第1部。店主による、煮魚づくりの実演と実習です。
レシピブックに記された基本の煮魚の作り方に合わせて、まず店主が抑えるべきポイントを説明しながらお手本を示し、2-4人のグループごとに調理台に分かれて作業を進めました。









今回の参加者の皆さんは、お料理上手と評判の地域の方や家族の食事を何十年と作ってきた大ベテランさん、煮魚を作ったことはあるけれどどうもうまく行かない…と悩んでいる方、そして煮魚自体初挑戦の方も。男性・女性、料理の経験値など様々な方が入り混じりながら和気あいあいと進みました。
「煮魚」の調理に対する「難しそう」というイメージは前回参加された方同様とても高い様子。
でも実はほんのいくつかのコツを抑えておけばあっという間に出来上がることを、体験とともに知ってもらいたい、という店主の思い。
今回は卵をたくさん抱えたマコカレイをご用意。
基本の作り方より若干工夫が必要ですが、それでも1時間かからないで今回も皆さん美味しそうな煮魚を完成させていらっしゃいました。

調理中はどのグループも和気あいあいだったのに、試食が始まるとシーンと静かに。
「びっくりするほど簡単だった」「全然難しくなかった」「プロの味になった」と皆さん、煮魚をしみじみ味わっていらっしゃったようです。



試食後は、ご自宅でもこの味が再現できるように抑えておくべきポイントの振り返りと、レシピブックに載せたもうひと手間加えた煮魚レシピ(ぶり大根・鯛のみぞれ煮・アラ汁)の読み解き方の解説を。
美味しく作るために抑えておくべきポイントには抑えるべき理由があって、それが調理工程にどのように反映されているか。
文章で説明するとちょっと難しいのですが、実際に店主と一緒に作った皆さんには十分伝わったようです。
そして、このレシピブック。
ワークショップのときにも参加者の皆さんにはお伝えしたのですが、料理の手順はもとよりレシピブック制作者せいほさん自身が調理したときの気づきや感想などが載せられていて、かなり深みのある内容になっていました。それを参加してくださったみなさんが感じ取られて大事そうに持って帰ってくださったのも、とても嬉しかったです。
ワークショップを終えて、店主に感想を聞いてみました。
「やっぱり煮魚って難しいイメージなんだな。作ると簡単なのにね。でも、作ってみたい、もっとうまくなりたいっていう人が参加してくれたのは嬉しかったです」
「普段ご自宅で作っている人たちからの質問は、結構こっちもおっ?と思うものがあったね。
切身の裏と表どちらを上にしたらいいかとか、冷凍の魚の場合は調理工程になにか違いがあるかとか、自分の家の台所をイメージしながらの質問はとても嬉しかったです」
私達にとっても、色々勉強になったワークショップでした。
参加してくださった皆さん、一緒に企画を練ったり準備したりと奔走してくれたせいほさん、本当にありがとうございました!


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