サロン・ど・さかな家

  

ある日の昼のさかな家の2階の様子。
お客様がなにやらテーブルでやっていらっしゃる様子、お分かりになるでしょうか?
実はこちら、「大正琴クラブ」の皆さんです。
当店でお食事後、引き続きで大正琴の練習にご利用いただきました。
お願いして練習風景を撮影させていただき、休憩中にお話を伺いました。

こちらが楽譜。
いわゆる五線譜ではなく、大正琴の鍵盤(と言う名称が正しいかは不明)に書かれている数字で表現されています。
よく見ると四分音符、八分、三連符などもあります。
大正琴は、左手で鍵盤を押さえ右手にはギターピックのようなもの(義甲)で弾いて演奏します。
練習されていた方曰く「ギターを横にして弾いてると思えばいいのよ」とのこと。
いやあ、それにしてもピアノで左手を使うのが苦手だった私としては、演奏できるだけで感動的。
五線譜じゃなくて数字で書いてあるから弾きやすい、ともおっしゃっていましたが・・・いやいやなかなか難しそう。
大正「琴」とは言いますが、いわゆる琴とは音色は違います。
たとえるならマンドリンかな。やさしい音です。
写真右は、テナーの大正琴。
こちらで、伴奏を弾いていらっしゃいました。
音域によって、鍵盤の幅が違うのだそう。
「バスの大正琴は先生(一番上の写真に写る男性)が持ってらっしゃるけど、普通だと手が届かないよ」とのこと。
合奏されているのを聞かせていただきましたが、なんとも癒されるいい音色です。
嗚呼、これでこの後仕事が無ければ、この演奏に耳を傾けながら少々昼寝なんて贅沢なひと時が過ごせるのに・・・と思った午後のひと時でした。

こんな風にさかな家をご利用いただけたのは今回が初めて。
新たな使い道発見♪と言う感じです。
サークル活動など、是非ご利用くださいね。
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