おかげさまで忙しい毎日を過ごさせていただいております。
GWと言っても自宅とお店との往復だけで、いわゆる連休らしさというのを味わう時間がないのですが、その分お店のいろいろなことに驚いたり慌てたり、笑ったりしています。
今日はそんなもろもろを一挙に。
<テレビ取材>
・・・と言っても、これはさかな家の話ではなく(残念!笑)お客様のお話。
当店の「My箸キャンペーン」をきっかけに「My箸」を用意しよう!と出かけられたお客様。
大宮の駅ビルにある箸専門店で箸を選んでいたら、某TV局の取材クルーからインタビューを受けたんだそうです。
「いやあ、支払いのところまでカメラがついてくるから困っちゃったよ」なんておっしゃっていました。
My箸がきっかけで、こんなこともあるんですね~(笑)
当店でMy箸を持っていらしてくださるお客様の箸や箸入れ(袋だったり箱だったり)には、それぞれのこだわりを感じるものも多々あります。
アウトドア仕様の組み立て型箸だったり、家族そろった箸だったり。
当店で3年前のオープン記念でお渡しした「春慶塗」の箸を持ってきてくださるお客様もいらっしゃいます。
「お洒落」を追求して1人に何膳も買い揃える必要はないと思いますが、せっかくなら「お気に入りの1膳」を探してみるのもいいのかもしれません。
テレビ取材を受けられたSさんには、早速当店の「My箸カード」をお渡ししました。
皆さんも、是非当店お越しの際にはMy箸をお忘れなく。
<「新玉」なんと読む?>
当店では、お客様のところで受けてきたご注文はすべて調理場のオーダー表に記録されます。
オーダー表を見て、飲み物を用意したり調理を開始したりするわけです。
この作業、重要ではあるのですがなるべく時間をかけたくないので、それぞれの料理は短縮形で書かれます。
「大根サラダ」だったら「大サ」とか、「矢祭産ゆずのソーダ」だったら「ゆずS」とか(ちなみに「小左衛門 ゆず」は「ゆず酒」)。
スタッフ共通の短縮形もあれば、それぞれオリジナルのものもありますが、要は「パッと見て次の作業に移れる」と言うことが肝心。
さて、この前「新玉ねぎの茶碗蒸し」のご注文を戴きました。
私がオーダー表に書いたのは「新玉(しんたま)」。
その後、私は調理に入るべく焼き場にこもったのですが、実はその後このオーダー表を見てスタッフが混乱していました。
私の書いた「新玉」を見て、スタッフがお客様のところに持っていったのは「新玉(あらたま)の酒」。
ところがお客様は不思議な顔をされている。
「あれ?間違ったかな?」と引き返してきてもう一度字を確認すると、間違いなく「新玉」の文字。
「どういうことだ?」と混乱しているスタッフとさかな家店主。
そして、調理中で全く気づかない私。
出来上がった料理を「お願いしま~っす」とお気楽に出した時、全員の「???」の表情に気づきオーダー表を見て「あ、これ茶碗蒸しだよ」と即答した私に向けられた目は・・・
言葉では美味く表現できませんが、絵文字で表現するなら
( ̄□ ̄;;
こんな感じでした(苦笑)
「確かに・・そうは読めるけど、今度からは『茶碗蒸し』とかにして」とさかな家店主。
2人のスタッフが大きくうなづいたのは、言うまでもありません。
<不思議な連鎖>
連休前日から今日まで、ご家族連れでのご来店が本当に多くて嬉しく思います。
ご期待に沿えるように・・といつも以上に気合を入れています。
なぜか普段とは全く違う料理に人気が集中していて面白いです。
ここのところご注文が集中しているのは、「とろろステーキ」「那須どり手羽先の甘辛揚げ」「新玉ねぎの茶碗蒸し」「新じゃがの煮っころがし」。
普段も人気があるのですが、野球で言えば6番7番バッターと言う感じ。
普段人気のメニューは割と静かにそのときを待っていると言う感じです。
これはこれで、結構嬉しいなあと思っています。
年を越した八重咲きの水仙がようやく咲き始めました。いい香りを放っています。
背がスーッと高く、花が小さめなのは、肥料が足らなかったせいかなあ。
ともかく、玄関が華やかになるかなあと思い飾っています。
今日は風がよく通り、背の高い水仙は不安定で今にも倒れそう。
「可哀想だから、玄関の中に入れてやったら?」というさかな家店主の一言で、入ってすぐのところに飾ることにしました。
ところが、水仙のいい香りが今度は料理の香りを邪魔するように。
お食事をされているお客様のところまではさすがに香りが届くことはないのですが、店内に入ってこられたお客様にはあまりよろしくないだろう・・・と言うことで、やはり外に出す頃に。
幸いにも風がやんでくれたので、外でお客様をお迎えしてくれることになりました。
いい香りなのに、場所によっては「仇」となるんだなあと思った次第です。
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