春の味。

ひとりごと

タラの芽・こごみ。

タラの芽・こごみ。


なんだかバタバタして、久々の直売所。
あっちにもこっちにも山や野の恵みが並べてあってなんだかウキウキしながらの買い出し。
おなじみのもあれば、珍しいのもあり、大きいのもあれば、ちっちゃなものもあり。
それぞれにおいしそうで目移りしながら、「これは?」「これは?」と良さそうなのを手に取って店主に見せ、首を縦に振れば買い物かごへ、横なら泣く泣く元の棚に戻してようやく買った数種類。
お店に戻ったら、さっそく下準備に入ります。
こごみとタラの芽はさっと水で洗って、濡らしたペーパータオルの上に並べラップを。こうしておくと適度な湿度が保たれて生き生きした状態を保てるのだそう。
わさびな・かぶれな・しどき。

わさびな・かぶれな・しどき。

私にとっての初めての「しどき」は、一緒に買ってきた菜っ葉類(わさびな・かぶれなは山菜ではありませんが)と一緒にボウルに入れて水に浸します。切り花を買ってきたときのイメージで。
しばらくすると菜っ葉類は元気を取り戻し、ぶりぶりした葉っぱに。
しどきは直売所のおばちゃんには「おひたしが美味しいよ」と教えてもらったのですが、好みが分かれるということで今日は山菜の天ぷらの盛り合わせに入れました。
そして、ワラビ。
考えてみると、ワラビってどうやって食べていいかよく知らないなあ…と思い、店主の脇で見てみることにしてみました。
最初に店主がやったのは、鍋いっぱいにお湯を沸かすこと。その後、おもむろに新聞紙を広げ一気に作業が進んでいきました。

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ためしにやらせてもらったら、あんまり雑にやるとワラビが折れてしまうし、かといってあんまり優しくやりすぎると仕事が進まない。
微妙な力加減が必要な仕事。
重曹を振りかけたワラビに熱湯を注ぐと一気にアクがしみだしてきました。
これはラップをして冷めるまで置いておくのだそう。
春の味は、ひと手間かかるけれど、それをやってでも食べたい美味しさですよね。
今日のおすすめに登場した天ぷらも、とってもおいしそうでした。

下処理が終わったころに、「食べっけー?」と別の方からもワラビが届く。こんなことも、この時期良くある(笑)

下処理が終わったころに、「食べっけー?」と別の方からもワラビが届く。こんなことも、この時期良くある(笑)

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