【コラボ】「とても詳しい煮魚解説〜レシピを読み解く講座」開催(その2)

ひとりごと

さて、その1ではワークショップ当日の様子をレポートさせていただきましたが、その2では今回のワークショップ開催に向けての地域おこし協力隊の3人の努力と頑張りを、とにかく皆さんに知っていただきたいと思ってめいっぱい讃えていこうと思います(笑)

実は今回のワークショップを決めたのは春の終わりころのことでした。

「本」というキーワードで地域おこし協力隊の活動を続けているみのりさんとの雑談中、「煮魚のレシピがちゃんと読み解けるようになれば、おさえるべきコツが掴めて美味しく作れるようになる、というようなワークショップをやりたいんだよね」と話したところ、「ぜひ!せっかくなら煮魚が食べたくなる季節にやりましょう。秋頃か冬の始まりの頃がいいんじゃないですか?」となったのがきっかけ。
その後、同じく協力隊のせいほさん・かりんさんを交え準備を進めてきました。

先輩協力隊であるみのりさんとは、昨年2回ワークショップを企画・開催しました。
1回目「カツオの刺身で新メニューを作ろう」の様子はこちら
2回目「めざせ!季節のおさかな盛り付け職人」の様子はこちら

4月より着任した、せいほさん・かりんさんとは今回が初めてのコラボ企画です。
何度か行った打ち合わせやSNSを使ったやり取りなどで、ちょっとした気づきや疑問点をお互いに遠慮なく出し合い準備を進めてきました。

お互いのInstagramアカウントで、1ヶ月前から毎週料理用語の意味や語源などにまつわるクイズも。
(うまくこちらに埋め込めませんでした。こちらからどうぞ。インスタグラムアカウントが必要です。→www.instagram.com/stories/highlights/17982401381735782/
その中で出来上がったのがこちら。渾身のレシピブックです。

当日のぶりの煮魚の作り方はもちろん、今回のワークショップの学びを応用できるようにと店主のレシピ2点、もったいない図書館の蔵書から引用した2点盛り込んだ、今回のワークショップ参加者の皆さんのためだけに作られた特別なレシピブックです。
その中でも一番のスペシャルページはこちら。

 

何ページにもわたるレシピブックの片隅にそっと書き添えられた
「わたしたちもチャレンジしてみました!」のコーナー。
店主はこれがこのレシピブックの中の一番特別なページだと話します。
正直、魚料理を作り慣れていなかった3人。
このワークショップ開催するにあたり店主が「作ってみると、どこが難しいかわかると思うよ」とポロッと口にしたところ、あら汁に挑戦したり、ブリを実際に買って自宅でレシピを見ながら挑戦したりしてくれました。
うまくいかなかった時もうまく行った時も報告にお店に足を運んでくれ、店主と一緒にどこで失敗したか、またどこが成功のポイントになったかをそれぞれと話をして確認しました。
「挑戦」と簡単に書いてしまいましたが、失敗したり成功したりをそれぞれが繰り返したことによって、つまり一人ひとりが何度も挑戦を重ねてくれたおかげで、私達では気づかない細かな文章表現や見落としがちなポイントをレシピに反映させてくれました。
これにより、レシピブックを見た参加者のみなさんが自宅に持ち帰ったときでも振り返りができるような特別な1冊になったと感じています。

私達にとってもたくさんの学びがあり、良いワークショップができたなと実感しています。

 

実は、今回のワークショップの様子は11/11(月)福島放送KFB「シェア!」内「ふるさとシェア!」コーナーにて紹介される予定です(放送日時は変更されることがありますのでご確認ください)。
県民レポーターでもあるみのりさんのレポートを是非お楽しみに!

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