7月6日(水)、矢祭小学校2年生のみなさんが生活科「町たんけん」で丸安魚店を訪ねてきてくれました。
ここ数年、毎年恒例の当店にとっては一大イベントです。
みんなが暮らす矢祭町には魚屋があるんだよ、美味しい魚を売っているよということを強烈に印象に残すべく(笑)、毎回店主が工夫をこらして子どもたちを迎えています。
「こんにちは、矢祭小学校の2年生です。今日は町たんけんに来ました。
お店の中を見学してもいいですか?」
礼儀正しい挨拶の後、子どもたちがお店の中に入ってきました。
2組のグループをお迎えしましたが、1組目の子どもたちは最初はモジモジ、なかなか魚を並べているケースの前までやって来ません。2組目の子どもたちは最初から「うわぁ、これ何?触ってもいいの?」と元気いっぱい。
子どもたちの様子が全く違うところも、毎回楽しませていただいています。
一通り店内を見学していただいてから、子どもたちからの質問タイム。
このあたりから子どもたちも少しリラックスムード。
今回は、ショーケースに並べていたホッキ貝が誰よりもリラックスしており(笑)
時折ピューッと水を吐き出しては子どもたちの緊張をさらにほぐしてくれていました。
「一日に何人くらいお客さんが来ますか?」
「どんなお魚が人気ですか?」
「このお魚はどこから来るんですか?」
など、色々な質問を考えてきてくれました。
中には答えにくい質問もあり、返答するのに店主が少し時間をもらったりすることも。
どちらのグループの子どもたちも、緊張がほぐれてからはみんなそれぞれに店内を興味深く見学してくれました。
毎年何かしらの魚を持ち上げて、実際の重さを体感してもらっていますが、今年は鯛。
最初に頭から尻尾、尻尾から頭に向かって指でなぞってもらいウロコの感触を。
その後順番に尻尾のあたりを掴んで代わるがわる鯛を持ち上げてもらいました。
「え?持ってみていいの?」と目をキラキラさせる子、最初は触るのもおっかなびっくりで恐る恐る触る子など反応は様々。
この日の鯛は2kgぐらい。お店的にはびっくりするほど大きいものではないのですが、子どもたちはこの大きさの魚を触ったり持ち上げたりするのが初めてだった子がほとんどだったみたいです。
例年と違う初めての試みはこちら。
毎回必ず先生か保護者の方が引率してくださいますが、今回は院卒の方がタブレットを持参し子どもたちの様子を写真に撮ったり動画を撮影したりしていました。
子どもたちは普段から授業でタブレットを使用していることもあり、全く意識せず自然に過ごしていました。
最後に、恒例の「丸安クイズ」を店主から。
「さて、今日のこの商品の中には親子がいます。4択です。
① このタイが親でイワシが子ども
② このホッキ貝が親でアサリが子ども
③ このイワシが親でしらすが子ども
④ このタイが親でしらすが子ども
さて、どれでしょう?」
みんな真剣に考えてくれました。今回も楽しく(そして真面目に)当店を探検できたようです。
私達もとても楽しいひとときを過ごせました。
ご来店、ありがとうございました!
今度はお家の人と、ぜひお魚を買いに来てくださいね〜!!
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