「新しい生活様式」のお食事。

ひとりごと

2度目の緊急事態宣言がいくつかの都府県で出されました。
おかげさまで矢祭町はこれまでにおひとりの感染者も出ていませんが、都市部で爆発的に感染者数が増えていくのと同時にじわじわ広がる地方への感染拡大が徐々に近づいてきているのを実感します。

都市部と違い医療体制が十分でない(医療従事者の方の数や医療施設整備、という意味です)上感染リスクが高いとされる高齢者の割合が大きい人口比率のため、万が一感染者が増えてしまった場合はどうなるんだろうか…という不安は、感染者数に関わらずドーンと重くのしかかっています。

さて、前回の緊急事態宣言の時と違うのが、人の動き。
当店に限って言えば、前回は緊急事態宣言が出されてすぐから様々なご予約のキャンセルが相次ぎましたが、今回はちょっと違う雰囲気を感じます。
それがこちらの「折詰料理」。

今年度の予定がすべて白紙になっている中で、忘新年会やお友達同士の会食、法事などをすべてなしにするのではなく、「顔を合わせるだけは合わせて、会食を避ける」という方法。

忘年会として当店にいらっしゃり、マスクを着用したまま(当然密を避けるような席をご用意し換気をしたうえで)20分程度の必要事項とご挨拶を済ませた後は、ご用意しておいたお料理を持ち帰るという「新しい生活様式」です。

こうした会に参加された方からは「お酒も飲みたい、食事もしたい。でも一番は仲間や友達に会いたい、でも感染はお互いに避けたい。いつもの会に比べれば一緒にいられる時間はごくわずかだけど、ちょっと顔を合わせられただけでほっとした」。幹事さんのアイデアのたまものですね。

当店では、事前のご予約でこのような持ち帰り折詰料理をご用意しています。
ご予算やお好み、用途や食材の入荷状態で、その時々の折詰をご用意しています。
本当はご一緒に歓談しながらひと時をお過ごしいただきたいと頃ですが、今はとにかく我慢の時。
同じ釜の飯を食う仲間、ではないですが同じお料理を持ち帰って召し上がるのもいいですよね。若い人なら「リモート飲み会」もできそうです。

ぜひご相談くださいね。

 

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