矢祭小学校2年生生活科「町探検」がやってきた。

「矢祭小学校2年生です。今日はお店のことを聞きたくてきました」元気なあいさつです。

矢祭小学校2年生の皆さんが、生活科「町探検」で丸安魚店にやってきました。
去年に引き続き2度目です。
去年は丸安の店主である、さかな家店主の両親が応対させていただいたのですが、今日は所用で不在だったため急きょさかな家店主が「店主代理」として皆さんをお迎えしました。
「矢祭小学校2年生です。今日はお店のことを聞きに来ました!よろしくお願いします!」
元気の良いあいさつです。

地元商店とはいえ、おうちの人の多くは町内のスーパーでお買い物をされていることが多く、こうした個人商店に足を踏み入れた経験のある子は少なかった様子。
すぐにきょろきょろとあちこちを見始めました。
「魚屋さんなのにお菓子売ってる!」
「アイスクリームの冷蔵庫が空っぽ!(以前販売していたのですが、現在は販売を終了しています)」
そして、お店の一番奥にある魚のショーケースを見つけると
「さかなだ!」と驚きの声。(魚屋ですから・笑)


「カレイとひらめに違いわかる?」
子供の目線に下がって話しかける店主。

せっかくなので、カツオを持ち上げてみたり、イワシやヒラメを触ったりしてもらいました。
「このカツオ、3kgあるからね。
みんなが生まれた時と大体同じくらいかな」というと
「えー!?重いなーっ!」
「なんかぬるぬるしてる~」
「これ、なんて魚ですか?」
反応の良い子供たち。
何より、大きな魚も怖がったりすることなく目をキラキラさせて見てくれていたのがとても印象的でした。
「僕、鮭を焼いてお醤油少し垂らして食べるのが好き~」
「うちはお寿司屋さんでまぐろとかサーモンとかタコ食べるよ」
いろいろ知っている魚のことを教えてくれます。

子どもの口から飛び出す魚は、マグロ・サーモン・鮭・タコ・イカ。
回転ずしなどで人気ですね。
魚の種類当てクイズで、イワシのことを「アジ」「サンマ」「アユ」と言っていた子もいました。
正解・不正解ということよりも、そうした魚の種類を知っていてくれる子がいたことがうれしかったです。

今日はちょうど、マコカレイとひらめが入っていたので、店主が「カレイとひらめの見分け方」の説明をしました。

「大きさ?」「ヒレの形?」「しっぽの形もなんか違うよ」
あれこれいろんなことに気づいて、どんどん口にしてくれる子どもたち。
反応の良さに店主、ノリノリでした(笑)
「目の位置が違うんだよ。右と左に寄ってるでしょう?
左に寄ってるのかひらめ、右がカレイだよ」
「へぇ、初めて知った!」
と最初に言ったのは、付き添いのお母さん。ナイス反応です!
その後、子どもたちからの質問タイム。
何人で働いているの?
この魚はどこからくるの?
一日何人くらいお客さんが来るの?
店主もうれしそうに答えて、探検は終了。

「はぁ…今日の給食に魚が出ると良いなぁ」
「僕、カレイが食べてみたくなってきた」
「やっぱり僕はタコが好き…」
「うちのお母さんね、カレイ釣ったことあるんだよ」
矢祭の子どもたちがもっと魚好きになってくれるよう、魚屋としていっそう良い魚を仕入れようと思ったのでした。
ちなみに、矢祭町は海からそんなに近くないにも関わらず、質の良い魚を売っている鮮魚店さんが数件あります。

「お魚食べて 明日への健康!」
おいしいお魚を食べたいときは、是非町内各鮮魚店にてお求めくださいね。

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