2018年版…平成30年版の月とカヌーの「はからめ 月のカレンダー」が入荷しました。
本当は少し前に入荷していたのですが、「ああ、今年もこの時期がやってきたか」とホッとするようなソワソワするような気分になって満足してしまい、
ご紹介が遅れてしまいました(反省)
月の満ち欠けをはじめ、それを基に先人達が読み解いていった太陰暦(旧暦)、その太陰暦と密接な関係がある潮汐、季節を感じる事ができる二十四節気、雑節、七十二候、そして月ごとの歳時記などを記載しています。
また、土用、大犯土、小犯土の「土をいじってはいけない日」や一粒万倍日や使える人には使える九星や六十干支も記載。
そして今年はさらに情報を増し、日々の月がどの星座に位置しているかを感覚でつかめるようにしました。(月とカヌーはからめ月のカレンダー紹介ページより)
パッと見ただけだときれいなイラストが描かれる素敵なカレンダーだな、という感じです。
もちろんそれで十分なのですが、実はもろもろ情報量満載。
「読む暦」としてもお使いいただけますよ。
「…とはいえ、暦のことよく知らないし…」という方も多いでしょう。
こちら、カレンダーに描かれている情報(潮の満ち引きや月の満ち欠け、ウナギやお米の粒の意味、よく見ると色づいているラインのことなど)の詳細はすべてカレンダーの裏側にぎっしり紹介されています。
かなり読み応えがありますが、実用的に使いたい方にもかなりおすすめのカレンダーです。
ご来店可能な方はお取り置き、また、通信販売も可能。
もちろん、「ふくしま手ぬぐい」と同梱も可能ですよ。
(送料等につきましては、商品発送可能となってからご案内致します)
メールにて、お名前、ご住所、電話番号、ご希望部数をお知らせくださいね。
尚、当店でお取り扱いするのは
A4版 1850円(税込)のみですのでご注意ください。
(B4版ご希望の方、お取り寄せも可能ですのでご相談ください)
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月とカヌーのお二人に伺った、「はからめ月のカレンダー」にまつわる、素敵な偶然を一つご紹介しましょう。
こちらは、現在使用中の「はからめ月のカレンダー2017」10月のイラストです。
熊本県南阿蘇村の地獄温泉清風荘の「すずめの湯」がモチーフになっています。
こちらは昨年4月に発生した熊本地震で甚大な被害をうけました。
施設の被災はもちろん、周辺道路も土砂で埋まり通行ができなくなったこともあって、復旧のめどが立たないままだったそうです。
そんな思いもあって、月とカヌーのお二人はこちらをモチーフにイラストを描いたのでしょうが、10月に採用したのは全くの偶然だったそう。
ところが9月末から道路の復旧工事が始まり、地獄温泉よみがえりプロジェクトが10月から本格始動。
ボランティア団体OPEN JAPANのバックアップにより、少しずつ前に歩み始めました。
第一歩を踏み出した今月の絵が、まさにお客様を迎え入れていたころのすずめの湯である、この偶然。
なんとも不思議な気分です。
来年のカレンダーにそんな偶然があるかはまだわかりません(し、できれば地震や自然災害はないほうがいい)が、一つ一つのイラストに思いが込められていることを知っていただければ幸いです。
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