2014年を振り返る。

今年1年が、あと少しで終わろうとしています。
例年何かしら大きなトピックがあり、「○○年と言えばこれ！」と言うのがあるのですが、今年はなぜかぱっと浮かばない。
何やかんやと忙しく、それぞれがバタバタ駆け回っていたからかなあと思っています。

お店として嬉しかったのは、「南郷を楽しむ会」の開催。
地酒のおいしさを再発見していただきたい、と言う気持ちがありましたが、お客様の反応は予想以上。
「お酒を造っているということは知っていたけれど、こんなに手間暇かけているとは」と言う感想をいただいたのは何よりうれしかったなあ。
今後も食を通して「やまつり再発見」ができたらいいなと思っています。
新たな出会いもたくさんありました。
おせちの紹介の中でも書きましたが、様々な食材との出会い…それにかかわる人との出会いがあれこれあった一年でもありました。
美味しいお酒を扱うお店、こだわりのイチゴを作っている農家さんなど、思い浮かべると次々お顔が出てきます。
初めてお会いした方だけではなくもともとよく知っていた方でも、仕事の話を改めてじっくり聞いてみるとものすごいこだわりを持って仕事に向かっているんだという新鮮な驚きがある一年でした。
また、多くのスタッフが当店の仕事に携わってくれました。現在進行形で頑張ってくれているスタッフはもちろん、当店での仕事をしながら夢に向かって新たな道を模索し、見事そちらに進むことができたスタッフたちも。
ほとんどのスタッフは、そうやって「いつか来る別れ」があると思っているのですが、いつか「さかな家で、働きたい」と言う誰かが訪れてくれるといいな、そんな店づくり、仕事への姿勢を持ち続けたいな、と今は思っています。

とにかく、お店も家庭も大忙しの一年。
娘にも大きな負担があったと思いますが、思った以上に大きく成長し私たちを助けてくれる存在になりました。
左は、先日「広報やまつり　12月号（PDFファイルが開きます）」に掲載された写真。役場の方に無理を言って画像をいただきました。
いろいろバタバタし、たまにすれ違い、たまに喧嘩をし、たまに無理を言ったりし合ってはいますが、それでもこうして振り返った時楽しいことばかり頭に浮かぶのは、きっとこうして家族で笑っている時間が何より幸せだからだろうなと思っています。