年末の合羽橋の買出しへ。

ひとりごと

11月末から、定休日とは言えども完全に「年末年始・おせちシフト」となり、「この日には買出し、この日までには○○を済ます」など、自動的に予定が組まれていきます。
合羽橋への買出しもそうやって組まれる予定のひとつ。
今年は例年より少し遅いお出かけとなりました。
かっぱ橋商店街は調理道具から食器、暖簾や冷蔵庫、のぼりなど、食に関するありとあらゆるものがそろう道具街。
震災直後は激減していた、外国人観光客の姿も師走のあわただしい喧騒の中に戻ってきていてほっとしながらの買い物。
・・・とはいっても、私たちの買い物はのんびりしたものではありません。
合羽橋に近づくにつれ、二人で「最初にあそこに行って、その後ここ、そうすると車を止めるのはあの当たりがいいかな・・・」と作戦会議(笑)
いつも行くお店の合間に、目的にあわせてイレギュラーなお店を組み入れての買い物。
鍋を買い、包丁を買い、おせちに使う小間物を買い・・・と、結構な量ではありましたが2時間で買い物は終了。
今回もいい買い物が出来ました。
さて、合羽橋から今度は浅草へ。
目的のひとつが、こちら。
実は以前から行ってみたかった「かなや刷子(ブラシ)」さん。
左はたわしとブラシ。何用のブラシかわかりますか?
こちらは、おろし金などを洗うときに使います。
ぱっと見素麺の束みたいなのに(笑)、目に詰まった物がすっきりよく取れる。
シュロのたわしだって、普通のたわしよりも使い勝手がよさそう。
(あまりに美しくまた触り心地がいいため、もったいなくてまだ使えていないのが難点と言えば難点…)
そのほか、馬毛のグラス用ブラシなどを購入。
浅草寺からも近く観光がてら立ち寄るのには便利な場所。
逆に言えば我が家のように弾丸買出しツアーの場合はなかなか寄りにくい場所ではあるのですが・・・いやあ、とっても楽しかった!
右は人気No,1という歯ブラシ。
我が家では、人間用ではなくコーヒーミル掃除用として購入。
このほか、さまざまなブラシがあり見るだけでも楽しいです。
楽しいだけでなく、人工毛に比べて濡れるとコシはありながらもしなやかで、しかも乾きが速い!
これから要チェックの店になりそうです。
こちらのお店も含まれる「江戸刷毛」は、東京の伝統工芸として認定されているのだそう。
 都会的な「東京」のイメージとはまた少し違う、昔から代々受け継がれる「東京」の良さにまた一つ触れられた気がします。

左は合羽橋の刃物店「つば屋」さんで買い求めた、羽子板の抜き型。
さかな家店主が欲しかったもの。
普通の抜き型と違って手で押す方が平たく広がっているのが特徴。
連続して何回も押し(抜き)続けても掌が痛くならないための、工夫。
こうした「職人の知恵」があちこちにあふれているのも、道具街ならではの楽しみです。

 
もうひとつ。
さかな家店主が一度は行ってみたかった、という「大黒家」の天丼。
ごま油が香る江戸の庶民の味でした。
お品書きに「飛騨高山」の文字を発見!
こんなところでお目に書かれるとは(笑)

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